- 著者 岡田 芳朗
- カバーデザイン 芦澤 泰偉
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044064280
暦ものがたり
- 著者 岡田 芳朗
- カバーデザイン 芦澤 泰偉
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044064280
暦は使われた時代を雄弁に語る生き証人であり、時代を鮮やかに映し出す。
今日が何年何月何日か分からない日常を、想像できるだろうか。古来、暦は人々の生活に不可欠であり、その変遷をひも解けば、各時代の生活・文化・社会が鮮やかに見えてくる。日本人にとって暦とはなにか――。日本最古の暦をはじめ、宣明暦・貞享暦ほか旧暦のあゆみ、貴族の男性たちが使った具注暦や女性が使ったかな暦、月の大小を示す「大小暦」や字の読めない人のための「絵暦」などを詳説。豊富な事例とともに、時代を映す暦の森羅万象がわかる!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はしがき
一章 暦のあけぼの
二章 暦と政治
三章 地中からの暦
四章 平城京の春
五章 平安貴族と暦
六章 鯰絵の暦
七章 貞享の改暦余談
八章 地方暦さまざま
九章 絵暦
十章 六曜の履歴
十一章 太陽暦の採用
十二章 お上の暦、民間の暦
あとがき
文庫版あとがき
一章 暦のあけぼの
二章 暦と政治
三章 地中からの暦
四章 平城京の春
五章 平安貴族と暦
六章 鯰絵の暦
七章 貞享の改暦余談
八章 地方暦さまざま
九章 絵暦
十章 六曜の履歴
十一章 太陽暦の採用
十二章 お上の暦、民間の暦
あとがき
文庫版あとがき
「暦ものがたり」感想・レビュー
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天地明察経由で興味をもったんですが、かなり昔から、それなりに正確な暦があったということが驚き。現代近くでは、グレゴリオ暦への改暦は明治政府の台所事情によって強引にされたこと。六曜が流行り出したのが明治 …続きを読む2013年07月05日4人がナイス!しています
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天地明察から江戸の天文学や暦に興味をもち、手にとりました。文章が堅く、なかなか読み進められませんでしたがなんとか読了。難しいところはさらっと、興味を持ったところをじっくり読みました。春海も出てきて嬉し …続きを読む2012年10月09日3人がナイス!しています
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魏志倭人伝の時代からの日本の暦の通史。江戸時代の地方暦、政治都合の改暦、六曜の普及についても。世界はグレゴリオ暦で動いている気になっているけれども、農耕のための自然暦なんかを観ると、時の概念を考えてし …続きを読む2015年02月01日2人がナイス!しています