戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047035157
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戦いの日本史 武士の時代を読み直す

  • 著者 本郷 和人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047035157

武士の登場から天下統一まで、中世は8つの「対立」で作られた!

〈目次〉
はじめに
第一章 平清盛と源頼朝──治承・寿永の内乱──
一 清盛落胤説と武力
二 清盛と「平家」の本質とは
三 東の源氏と西の平氏
四 関東こそは約束の地
五 京と鎌倉と
六 朝廷の「中から」と「外から」
第二章 後鳥羽上皇と北条義時──承久の乱──
一 正当性を求める武士たち
二 果てしなき内部抗争の末に
三 七つの守護をもつ源氏
四 後鳥羽上皇の挑戦
五 実力と権威の戦い
第三章 安達泰盛と平頼綱──霜月騒動──
一 謡曲「鉢木」
二 御家人でありながら、御内人
三 「統治派」と「権益派」の出現と対立
四 「易しい教え」と「やさしい政治」
五 経済状況の変化がもたらしたもの
第四章 足利尊氏と後醍醐天皇──南北朝内乱──
一 建武政権の評価
二 鎌倉幕府が滅びた理由は
三 新しい武家勢力の台頭
四 分裂しながらも存続する天皇制
五 将軍権力とはなんだろうか
第五章 細川勝元と山名宗全─応仁の乱─
一 戦いの歴史
二 応仁の乱とは何か
三 それぞれの守護家の動向
四 嘉吉の変から応仁の乱へ
第六章 今川義元と北条氏康──駿東地域の争奪戦──
一 日本を二つに分けると
二 河東の乱と河越夜戦
三 「戦いと同盟」の実態を観察してみる
四 桶狭間の戦いとは何か
第七章 三好長慶と織田信長──戦国の畿内争奪の諸相──
一 京都の政体の位置づけ
二 それは政権なのか
三 長慶と信長の差異
四 信長は分かり易いのか
第八章 豊臣秀吉と徳川家康──小牧・長久手の戦い──
一 信長の「分かりにくさ」をもう少しだけ
二 秀吉と家康の戦い
三 秀吉の日本統一事業
四 秀吉による天皇の奉戴
五 家康の選択
おわりにとあとがきを併せて
〈目次〉
はじめに
第一章 平清盛と源頼朝──治承・寿永の内乱──
一 清盛落胤説と武力
二 清盛と「平家」の本質とは
三 東の源氏と西の平氏
四 関東こそは約束の地
五 京と鎌倉と
六 朝廷の「中から」と「外から」
第二章 後鳥羽上皇と北条義時──承久の乱──
一 正当性を求める武士たち
二 果てしなき内部抗争の末に
三 七つの守護をもつ源氏
四 後鳥羽上皇の挑戦
五 実力と権威の戦い
第三章 安達泰盛と平頼綱──霜月騒動──
一 謡曲「鉢木」
二 御家人でありながら、御内人
三 「統治派」と「権益派」の出現と対立
四 「易しい教え」と「やさしい政治」
五 経済状況の変化がもたらしたもの
第四章 足利尊氏と後醍醐天皇──南北朝内乱──
一 建武政権の評価
二 鎌倉幕府が滅びた理由は
三 新しい武家勢力の台頭
四 分裂しながらも存続する天皇制
五 将軍権力とはなんだろうか
第五章 細川勝元と山名宗全─応仁の乱─
一 戦いの歴史
二 応仁の乱とは何か
三 それぞれの守護家の動向
四 嘉吉の変から応仁の乱へ
第六章 今川義元と北条氏康──駿東地域の争奪戦──
一 日本を二つに分けると
二 河東の乱と河越夜戦
三 「戦いと同盟」の実態を観察してみる
四 桶狭間の戦いとは何か
第七章 三好長慶と織田信長──戦国の畿内争奪の諸相──
一 京都の政体の位置づけ
二 それは政権なのか
三 長慶と信長の差異
四 信長は分かり易いのか
第八章 豊臣秀吉と徳川家康──小牧・長久手の戦い──
一 信長の「分かりにくさ」をもう少しだけ
二 秀吉と家康の戦い
三 秀吉の日本統一事業
四 秀吉による天皇の奉戴
五 家康の選択
おわりにとあとがきを併せて

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「戦いの日本史 武士の時代を読み直す」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 二人の人物を対比させながらの中世史。面白い。今、脂が乗っている学者は間違いなく本郷和人だ。清盛と頼朝、後鳥羽院と北条義時、安達泰盛と平頼綱、尊氏と後醍醐、細川勝元と山名宗全、今川義元と北条氏康、三好長 二人の人物を対比させながらの中世史。面白い。今、脂が乗っている学者は間違いなく本郷和人だ。清盛と頼朝、後鳥羽院と北条義時、安達泰盛と平頼綱、尊氏と後醍醐、細川勝元と山名宗全、今川義元と北条氏康、三好長慶と信長、秀吉と家康。その時々の権力機構がよく分かる。通常の説明ではわからなかった所がすんなりとわかる。そして語り口が軽妙。この人の本をもう少し読み進めたい。 …続きを読む
    厩戸皇子そっくりおじさん・寺
    2013年06月28日
    52人がナイス!しています
  • 門葉=貴種とは一度も同じ武士階級に臣従したことのない家系(未確定の見解)。良い土地の限られた関東を基盤とした源氏が、血族で殺し合っている間、摂関家との結びつきの弱さを見込まれた平家は、白河院に重用され 門葉=貴種とは一度も同じ武士階級に臣従したことのない家系(未確定の見解)。良い土地の限られた関東を基盤とした源氏が、血族で殺し合っている間、摂関家との結びつきの弱さを見込まれた平家は、白河院に重用され西国で繁栄していた。霜月騒動は御家人と御内人の対立ではなく、「統治派(撫民派)」と「権益派(御家人ファースト)」の争いであった、等々、これまで腑に落ちなかった疑問が氷解した。ただ、室町以降に関する作者の説は、いささかとんがりすぎているように思え、あまり賛同できず。 …続きを読む
    Abercrombie
    2024年04月04日
    4人がナイス!しています
  • 今まで読んできた歴史本と意見が違う所が多々あって戸惑った。/まず北条義時だが、著者は義時を陰謀家としているが細川重男の本では巻き込まれ型ヤレヤレ系主人公と捉えてるし、義時が「実力を示したことが=天皇の 今まで読んできた歴史本と意見が違う所が多々あって戸惑った。/まず北条義時だが、著者は義時を陰謀家としているが細川重男の本では巻き込まれ型ヤレヤレ系主人公と捉えてるし、義時が「実力を示したことが=天皇の権威を乗り越えた原因」としてるのもイマイチ納得いかない。幕府草創期の天皇の権威ってそんなに簡単に覆せると思えない。後鳥羽天皇の独自の武家棟梁創出説は面白かった。 …続きを読む
    珈琲好き
    2017年12月03日
    4人がナイス!しています

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