絶望センチメンタル

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年12月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
226
ISBN:
9784048860796
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絶望センチメンタル

  • 著者 朽葉屋 周太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年12月26日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
226
ISBN:
9784048860796

可愛げのない小学生と、破天荒な女子高生。二人の、予測のつかない小旅行。

アイツに復讐するんだ。そう決意する僕の目の前に、女子高生のお姉さんが落ちてきた。彼女は言う。「しようぜ、復讐」――。おかしな二人の奇妙な旅を描く、青春ロードノベル。復讐しよう、しかるのちに絶望しよう。 アイツに復讐するんだ。そう決意する僕の目の前に、女子高生のお姉さんが落ちてきた。彼女は言う。「しようぜ、復讐」――。おかしな二人の奇妙な旅を描く、青春ロードノベル。復讐しよう、しかるのちに絶望しよう。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「絶望センチメンタル」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読み進むうちに、いくつか想定したことがある。小学生の自殺は失敗すること、女子高生が自殺をしたがっていること、小学生は母親と別居していること。結末は男性視点であることしか理解できなかった。著者が男性で、 読み進むうちに、いくつか想定したことがある。小学生の自殺は失敗すること、女子高生が自殺をしたがっていること、小学生は母親と別居していること。結末は男性視点であることしか理解できなかった。著者が男性で、読者が男性であれば見えてくるものはない。著者のあとがき「いい具合にバランスを欠いた小説」はその通りだと思う。途中で出てきた車を運転した男、小学校の担任の先生、均衡を欠いたまま。どこへ行くのか分からない。メディアワークスらしい作品の一つ。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2014年06月11日
    113人がナイス!しています
  • 初読み作家「朽葉屋周太郎」。ラノベライクにすらすら読み易いけど、ストーリーはタイトル通りの「絶望」からスタートするので渋く苦い。破天荒な女子高生ナツコと背伸びする小学生トオルが公園で偶然出遭う。ある目 初読み作家「朽葉屋周太郎」。ラノベライクにすらすら読み易いけど、ストーリーはタイトル通りの「絶望」からスタートするので渋く苦い。破天荒な女子高生ナツコと背伸びする小学生トオルが公園で偶然出遭う。ある目的を有言実行するトオルの行動に付き合うナツコ、徐々にお互いの心を開き、共鳴させていく姿が微笑ましい。その流れでエンディングに起死回生を望み読み進めたが、痛々しさが余韻となった。描写は原色で鋭く、文章の切れ味も好みなので、他の作品も読んでみたい。 …続きを読む
    dr2006
    2016年01月28日
    33人がナイス!しています
  • 世の中生きにくいことが沢山在りすぎるね。辛い世の中にこんな自分が馴染めない、という女子高生と少年の自殺旅行のお話。最後の展開は途中からなんとなく感じていたけれど少年にはあの人の分も強く生きていってほし 世の中生きにくいことが沢山在りすぎるね。辛い世の中にこんな自分が馴染めない、という女子高生と少年の自殺旅行のお話。最後の展開は途中からなんとなく感じていたけれど少年にはあの人の分も強く生きていってほしいと強く思いました。皆さんの言う通り勢いのあるストーリーで読みやすいので時間の開いた時にでもこの二人の物語を読んでほしいなと思います。 …続きを読む
    屋敷
    2014年10月10日
    29人がナイス!しています

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