軍師の門 下

軍師の門 下

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784044003036
label

軍師の門 下

  • 著者 火坂 雅志
  • カバーデザイン 芦澤 泰偉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784044003036

「おのが道を往くのみ」――黒田官兵衛、関ヶ原に賭した最後の野望!

志半ばで逝った竹中半兵衛から、軍師の座を引き継いだ黒田官兵衛。権謀渦巻く乱世にあって、秀吉亡きあと、官兵衛ははじめておのが野望のための戦いに挑む――男たちの戦国絵巻を圧倒的スケールで描く傑作長編! 志半ばで逝った竹中半兵衛から、軍師の座を引き継いだ黒田官兵衛。権謀渦巻く乱世にあって、秀吉亡きあと、官兵衛ははじめておのが野望のための戦いに挑む――男たちの戦国絵巻を圧倒的スケールで描く傑作長編!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「軍師の門 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 高松城攻めから大返し、天王山までがハイライトで、以降の官兵衛は生彩を欠く。仕える主君の秀吉が、大きく変化していったので、史実と照らし合わせても、致し方ない落としどころではあるが、前半が、大志に燃える熱 高松城攻めから大返し、天王山までがハイライトで、以降の官兵衛は生彩を欠く。仕える主君の秀吉が、大きく変化していったので、史実と照らし合わせても、致し方ない落としどころではあるが、前半が、大志に燃える熱血漢として描かれていただけに、急に俗っぽい小人物になってしまった印象が残る。要所に登場する朝霞とのやり取りなどは、逸話として楽しく、毛利陣での安国寺瓊との会話は、手に汗を握るような熱さを感じさせてくれる。官兵衛の人物設定さえ、もう少し悪党寄りにしてくれれば、終盤も盛り上げられたのではないか。 …続きを読む
    W-G
    2020年06月12日
    315人がナイス!しています
  • 読応えありました。やはり最大の見せ場は本能寺の変をうけての中国大返し。手垢のついた場面ですが、言葉一つ違えば心象風景も微妙に変わります。官兵衛と恵瓊、官兵衛と秀吉。各々の切所でこんなやりとりもあったか 読応えありました。やはり最大の見せ場は本能寺の変をうけての中国大返し。手垢のついた場面ですが、言葉一つ違えば心象風景も微妙に変わります。官兵衛と恵瓊、官兵衛と秀吉。各々の切所でこんなやりとりもあったかもと思わせてくれる高揚感と緊迫感の描写はお見事。その後も亡き半兵衛の教えを胸に、秀吉の天下取りを支えていく官兵衛ですが次第に秀吉との距離が遠ざかります。その傑出した智謀を秀吉が恐れたが故。しかし、明鏡止水の如く己れの道を歩んだ官兵衛。煩悶しつつも軍師の生きざまを貫いた清々しさ。全うした男はやはりカッコいい。 …続きを読む
    とん大西
    2018年09月16日
    108人がナイス!しています
  • 半兵衛死後、遺志と秀吉の軍師を引き継いだ官兵衛。しかし、秀吉の天下後は疎まれることになります。官兵衛の能力はそれだけ恐れられていたということでしょう。一方の官兵衛は最初で最後の野望を関ヶ原の裏で行われ 半兵衛死後、遺志と秀吉の軍師を引き継いだ官兵衛。しかし、秀吉の天下後は疎まれることになります。官兵衛の能力はそれだけ恐れられていたということでしょう。一方の官兵衛は最初で最後の野望を関ヶ原の裏で行われていた九州での戦で発揮する。官兵衛自身が天下を狙っていたかどうかは定かではありませんが、戦国の覇者の1人として駆け抜けたことは間違いないですね。 …続きを読む
    優希
    2018年01月24日
    91人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品