ヴィーナスの命題

ヴィーナスの命題

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784043943432
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ヴィーナスの命題

  • 著者 真木 武志
  • イラスト はるお
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784043943432

第20回横溝正史賞"落選”の幻の名作がついに文庫化!

夏休み、学園のグランドで発見された生徒の死体。自殺? 他殺? 才能溢れる高校生たちの仮説がついにあぶり出す”解”とは? 『読者を選ぶ』ともいわれる難解さゆえに賛否が大きく分かれた野心作。 夏休み、学園のグランドで発見された生徒の死体。自殺? 他殺? 才能溢れる高校生たちの仮説がついにあぶり出す”解”とは? 『読者を選ぶ』ともいわれる難解さゆえに賛否が大きく分かれた野心作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ヴィーナスの命題」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 実は再読なのだけど、今回も理解できなかった。「薦」を書いた綾辻さんは、決して難解ではないというが、青春小説として、登場人物の会話や行動を読んで楽しむだけならとかく、ミステリとしては、これほど錯綜して流 実は再読なのだけど、今回も理解できなかった。「薦」を書いた綾辻さんは、決して難解ではないというが、青春小説として、登場人物の会話や行動を読んで楽しむだけならとかく、ミステリとしては、これほど錯綜して流れをつかみがたい小説もそうはないだろう。結局、真相は何なのか、今回もよく飲み込めないまま終わってしまったので、いつかまた再挑戦するしかないだろう。牧永と高槻と柳瀬以外の人物を、読み分けられなかったことが、わかりにくさの原因だと思う。ここまで難しいことを平気で考え、述べる高校生は、簡単にはいないだろうし。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2015年01月25日
    43人がナイス!しています
  • 20年前の西岡德馬と高橋ひとみのように大人びた(違うかもしれないもうわからない)高校生が放つ思わせ振りで意味ありげで彼らにしかわからない言葉が僕の体に何も残さずに貫通していく。この唐突に始まった会話は何な 20年前の西岡德馬と高橋ひとみのように大人びた(違うかもしれないもうわからない)高校生が放つ思わせ振りで意味ありげで彼らにしかわからない言葉が僕の体に何も残さずに貫通していく。この唐突に始まった会話は何なんだ?という場面が多すぎる。てかほぼ全てといっていい。リアリティという言葉でぶった斬るのは嫌だし、せめて物語の大枠だけでも理解しようと読んでいたが、犯人は誰かとかトリックの効果とか、もはやもうなんていうか自信がない。最後に何か有るのか無いのか、それだけが原動力で読みきった。 …続きを読む
    今夜はカレー
    2022年12月06日
    15人がナイス!しています
  • 半年前に半分まで読んで、ほったらかしていたヤツ。最後まで読んだけど、理解できたかいうと、正直、不安が残る。難解といえば、それで終わりかもしれないが、じゃあ、どこらへんが難解なのか。文体か、内容か、それ 半年前に半分まで読んで、ほったらかしていたヤツ。最後まで読んだけど、理解できたかいうと、正直、不安が残る。難解といえば、それで終わりかもしれないが、じゃあ、どこらへんが難解なのか。文体か、内容か、それとも著者自身が?自分にはそれもわからない。この作品は確実に二度以上読まないと、絶対、理解不能だと思う。現段階では良し悪しの判断もつけられないので、唯一光のともっている、「保留ボタン」を押させていただきます。 …続きを読む
    DarumaO
    2011年05月11日
    11人がナイス!しています

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