- 著者 原田 信男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044094164
日本人はなにを食べてきたか
- 著者 原田 信男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044094164
コメや肉はどのように社会とかかわってきたか。食生活から描く日本の歴史。
コメはいつから主食となり、肉はなぜ忌避されてきたのか。縄文時代の木の実から現代のハンバーガーまで、社会のシステムのなかで日本人はどんな食べ物を選び、どんな料理や文化をかたちづくってきたのか。祭祀・儀礼や宗教、政治・制度、都市の形成など、各時代の歴史背景と深いかかわりをもつ「食」。中世から近世にかけて築かれた「米社会」と、文化としての料理の発展など、日本の歴史に直結する「食生活」通史の決定版!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序章 「食」の重み──食生活史の視点
第一章 木の実の利用──採取と狩猟からの出発
第二章 米づくりと社会と文化と──水田稲作と国家の発生
第三章 「聖」なる米の選択──古代国家の水田志向
第四章 農業と自然──中世の農業と食生活
第五章 「穢」された肉──中世前期の食生活と宗教
第六章 米への希求──中世後期の食生活と差別
第七章 料理と政治──日本料理の変遷と儀式
第八章 米社会の完成──近世食生活の位相
第九章 茶懐石の発展──近世料理文化の形成
第十章 「遊び」と料理──近世料理文化の爛熟
第十一章 西洋料理のはじまり──近代への移行と食生活
第十二章 近代化と食糧制度──世界大戦と食生活
第十三章 ハンバーガーの登場──現代社会の食生活
主要参考文献
あとがき
文庫版あとがき
第一章 木の実の利用──採取と狩猟からの出発
第二章 米づくりと社会と文化と──水田稲作と国家の発生
第三章 「聖」なる米の選択──古代国家の水田志向
第四章 農業と自然──中世の農業と食生活
第五章 「穢」された肉──中世前期の食生活と宗教
第六章 米への希求──中世後期の食生活と差別
第七章 料理と政治──日本料理の変遷と儀式
第八章 米社会の完成──近世食生活の位相
第九章 茶懐石の発展──近世料理文化の形成
第十章 「遊び」と料理──近世料理文化の爛熟
第十一章 西洋料理のはじまり──近代への移行と食生活
第十二章 近代化と食糧制度──世界大戦と食生活
第十三章 ハンバーガーの登場──現代社会の食生活
主要参考文献
あとがき
文庫版あとがき
「日本人はなにを食べてきたか」感想・レビュー
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食の文化史に興味がわいたので、勉強のために読んでみた。古代から現代に至るまでの通史と食文化史が一冊で把握できるのでお得。江戸時代でも牛肉が食べられていたこと、食肉が農耕と仏教の影響から穢れとされていた …続きを読む2013年09月03日26人がナイス!しています
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食に関して、縄文から中世、近代に至るまで、記紀を筆頭に色々な古文書から食に関しての記述を探り出してまとめたものである。 米を古来より日本人は舎利というように神聖なる食としてとらえており、一方で牛馬等肉 …続きを読む2015年02月16日14人がナイス!しています
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古代から現代までの歴史の流れに沿って、食の移り変わりや文化とのかかわりを追った本。日本人がいかに米に執着してきたかがよくわかる。古代の採集の時代から始まって、現代のファーストフードの話を読むと、ずいぶ …続きを読む2016年05月30日12人がナイス!しています