歌集 東京人 角川短歌叢書

歌集 東京人 角川短歌叢書

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年08月27日
判型:
四六判
ページ数:
236
ISBN:
9784046217479

歌集 東京人 角川短歌叢書

  • 著者 篠 弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年08月27日
判型:
四六判
ページ数:
236
ISBN:
9784046217479

東京に生まれ育ちて70年。都市生活を詠い続ける著者の第八歌集。

都市詠を追及してきた著者が編集者時代訪れた町、大学の教授として訪れた町を歌いながら、そこに人生の春秋を見る。 都市詠を追及してきた著者が編集者時代訪れた町、大学の教授として訪れた町を歌いながら、そこに人生の春秋を見る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 東京人 角川短歌叢書」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 作者は編集者として働きながら、短歌を詠み続けた方です。題に示されているように都市生活者の感性に基づいた歌が多く収録されています。118ページから始まる辛夷を詠んだ連作が非常に好みでした。辛夷の凛とした花 作者は編集者として働きながら、短歌を詠み続けた方です。題に示されているように都市生活者の感性に基づいた歌が多く収録されています。118ページから始まる辛夷を詠んだ連作が非常に好みでした。辛夷の凛とした花びらの美しさが歌によって鮮やかに伝わってきます。「風花を浴びつづくれば透きとほりこぶしの白は雪に還らむ」雪と辛夷の白を重ね合わせて描き、清らかな自然の美しさを表現した短歌です。 …続きを読む
    新田新一
    2024年12月29日
    26人がナイス!しています

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