Fの記憶

Fの記憶

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年10月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048740012

Fの記憶

  • 著者 吉永 南央
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年10月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048740012

呪いをかけてやる。お前の右手がお前の人生をぶっ壊しますように、と――。

名前も思い出せず、顔もおぼろげなのに、ふと気がつくと思い出す同級生の「F」。かつて同級生だった3人の心には、あの日以来ずっと「F」が棲みついている。そして、40歳を過ぎた今、「F」が彼らの人生を動かす 名前も思い出せず、顔もおぼろげなのに、ふと気がつくと思い出す同級生の「F」。かつて同級生だった3人の心には、あの日以来ずっと「F」が棲みついている。そして、40歳を過ぎた今、「F」が彼らの人生を動かす

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「Fの記憶」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 連作短編集?。Fに関する話なんだけど各話で印象も違ってくる。こういう展開なら最終話でF自身を出さない方がよかったような気が・・・。 連作短編集?。Fに関する話なんだけど各話で印象も違ってくる。こういう展開なら最終話でF自身を出さない方がよかったような気が・・・。
    ダイ@2019.11.2~一時休止
    2017年11月29日
    103人がナイス!しています
  • 何年経っても「F」と呼ばれた男の影を引きずる人たち。まるでクサビを打ち込まれたかのように、心の底に刻まれた「F」の記憶。何故その呪縛から逃れられないのか。何度も考えてみたが、残念ながら答えは出せなかった 何年経っても「F」と呼ばれた男の影を引きずる人たち。まるでクサビを打ち込まれたかのように、心の底に刻まれた「F」の記憶。何故その呪縛から逃れられないのか。何度も考えてみたが、残念ながら答えは出せなかった。しかし物語の方は尻上がりに良くなっている。家庭の暖かさも、帰るべき家も持たない。故に、何事にも執着しない彼が初めて見せる戸惑いの中の喜びに、安堵のため息が漏れる。「F」の視点で語られる話が一番好きだ。 …続きを読む
    itica
    2013年06月06日
    21人がナイス!しています
  • 図書館。1話目が暗すぎてびっくりでしたが、その後は暗いわけではなかった…けれども、なんとなくピントが合わない感じでした。直前に読んだ「ガレキノシタ」と、期せずして「似た」部分がありちょっとびっくりでし 図書館。1話目が暗すぎてびっくりでしたが、その後は暗いわけではなかった…けれども、なんとなくピントが合わない感じでした。直前に読んだ「ガレキノシタ」と、期せずして「似た」部分がありちょっとびっくりでした。悪くはないんですけどねー。お草さんシリーズのような軽快さがなかったかも。 …続きを読む
    夜梨@灯れ松明の火
    2013年05月30日
    17人がナイス!しています

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