遣唐使の光芒 東アジアの歴史の使者

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年04月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784047034686
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遣唐使の光芒 東アジアの歴史の使者

  • 著者 森 公章
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年04月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784047034686

遣唐使とはなんであったか、何を日本に伝え、もたらしたかを明らかにする!

〈目次〉
プロローグ
「唐」とは何か/日中関係の歴史/遣唐使の意義/本書の構成
1 遣唐使の概要
1 派遣回数と航路
遣唐使は何回派遣されたか/利用した航路/南島路はあったのか/遣唐使の時期区分
2 使節と船団の編成
遣唐使の構成と人数/官人と船員/技能者と留学者/遣唐使船の構造
3 行程と唐の賓待
出帆から到着・入京まで/皇帝との面見/京内での行事/辞見と帰国
2 遣隋使から遣唐使へ
1 遣隋使の派遣
六〇〇年の遣隋使/「日出処天子」の国書/「対等外交」の実相と「大国」の評言
2 遣唐使のはじまり
「法式備定之珍国」への遣使/東アジア情勢の画期と乙巳の変/白雉の遣唐使/百済滅亡前夜の入唐
3 前期遣唐使の位置づけ
律令体制導入が主目的か/白村江戦後の倭唐関係/唐風化の過程
3 大宝度遣唐使の画期性
1 後期遣唐使の開幕
大宝度遣唐使の編成/則天武后のま賓待/日本国号の認知/井真成墓誌の発見
2 日唐通交の確立
杜嗣先墓誌の出現/二〇年一貢を約束/遣唐使と平城京/玄宗との人脈づくり
3 日唐の相互認識
絶域の朝貢国/二つの対唐観/もう一つの律令国家を隠す/遣唐使と国書
4 唐文化の移入
1 入唐した人びと
遣唐使派遣の目的/留学で学んだもの/どのように習得したか/帰国後の活動
2 唐文化移入の特色
時間差・偶然性の要素/地域的な制約/漢語教育の問題/主体的選択性
3 唐文化の定着と遣唐留学の変化
国内への定着の方法/遣唐留学の変化/唐を越えたと誤解/漢語教育の行方
5 安史の乱と宝亀・延暦度遣唐使
1 遣唐使の苦難
渡海技能の低下/帰路の苦難/唐の国情不安/待遇の悪化
2 宝亀度遣唐使と唐使の来日
宝亀度の遣使/唐使の随伴/唐使賓待の問題/通交維持の努力
3 延暦度遣唐使の渡海
桓武天皇が求めたもの/最澄と空海/唐の国情悪化/霊仙の足跡
6 最後の遣唐使
1 新羅商人の来航
買新羅物解/太宰府への来航/張宝高の活動/日本の対外政策
2 承和度遣唐使の派遣
渡海前のトラブル/人的資質の問題/入唐後の行程/唐物重視への展観
3 円仁の入唐求法
『入唐求法巡礼行記』/新羅人コロニーの存在/会昌の廃仏と円仁の帰朝
7 遣唐使のあとに続くもの
1 唐商人と日本人の活動
大唐通事張友信/恵萼・恵運・円珍の入唐/春太郎と神一郎
2 菅原道真と寛平度遣唐使計画
計画の推移/『菅家文草』の文書/遣唐使事業の行方と「国風文化」
エピローグ 『参天台五臺山記』の世界へ
あとがき
主な参考文献
〈目次〉
プロローグ
「唐」とは何か/日中関係の歴史/遣唐使の意義/本書の構成
1 遣唐使の概要
1 派遣回数と航路
遣唐使は何回派遣されたか/利用した航路/南島路はあったのか/遣唐使の時期区分
2 使節と船団の編成
遣唐使の構成と人数/官人と船員/技能者と留学者/遣唐使船の構造
3 行程と唐の賓待
出帆から到着・入京まで/皇帝との面見/京内での行事/辞見と帰国
2 遣隋使から遣唐使へ
1 遣隋使の派遣
六〇〇年の遣隋使/「日出処天子」の国書/「対等外交」の実相と「大国」の評言
2 遣唐使のはじまり
「法式備定之珍国」への遣使/東アジア情勢の画期と乙巳の変/白雉の遣唐使/百済滅亡前夜の入唐
3 前期遣唐使の位置づけ
律令体制導入が主目的か/白村江戦後の倭唐関係/唐風化の過程
3 大宝度遣唐使の画期性
1 後期遣唐使の開幕
大宝度遣唐使の編成/則天武后のま賓待/日本国号の認知/井真成墓誌の発見
2 日唐通交の確立
杜嗣先墓誌の出現/二〇年一貢を約束/遣唐使と平城京/玄宗との人脈づくり
3 日唐の相互認識
絶域の朝貢国/二つの対唐観/もう一つの律令国家を隠す/遣唐使と国書
4 唐文化の移入
1 入唐した人びと
遣唐使派遣の目的/留学で学んだもの/どのように習得したか/帰国後の活動
2 唐文化移入の特色
時間差・偶然性の要素/地域的な制約/漢語教育の問題/主体的選択性
3 唐文化の定着と遣唐留学の変化
国内への定着の方法/遣唐留学の変化/唐を越えたと誤解/漢語教育の行方
5 安史の乱と宝亀・延暦度遣唐使
1 遣唐使の苦難
渡海技能の低下/帰路の苦難/唐の国情不安/待遇の悪化
2 宝亀度遣唐使と唐使の来日
宝亀度の遣使/唐使の随伴/唐使賓待の問題/通交維持の努力
3 延暦度遣唐使の渡海
桓武天皇が求めたもの/最澄と空海/唐の国情悪化/霊仙の足跡
6 最後の遣唐使
1 新羅商人の来航
買新羅物解/太宰府への来航/張宝高の活動/日本の対外政策
2 承和度遣唐使の派遣
渡海前のトラブル/人的資質の問題/入唐後の行程/唐物重視への展観
3 円仁の入唐求法
『入唐求法巡礼行記』/新羅人コロニーの存在/会昌の廃仏と円仁の帰朝
7 遣唐使のあとに続くもの
1 唐商人と日本人の活動
大唐通事張友信/恵萼・恵運・円珍の入唐/春太郎と神一郎
2 菅原道真と寛平度遣唐使計画
計画の推移/『菅家文草』の文書/遣唐使事業の行方と「国風文化」
エピローグ 『参天台五臺山記』の世界へ
あとがき
主な参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「遣唐使の光芒 東アジアの歴史の使者」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 遣唐使の制度てきな歴史と遣唐使に関わった人物史を描き出す。記述は一貫して丁寧で、ムラがない。遣唐使の終焉以後の唐文化の影響に関する記述など、刮目すべき内容も随所にちりばめられており、最後まで読み応え十 遣唐使の制度てきな歴史と遣唐使に関わった人物史を描き出す。記述は一貫して丁寧で、ムラがない。遣唐使の終焉以後の唐文化の影響に関する記述など、刮目すべき内容も随所にちりばめられており、最後まで読み応え十分の一書。文化史的色彩の強い東野治之氏の類書とあわせて読むと、遣唐使にかかる歴史のパラダイムが理解できるだろう。 …続きを読む
    Takashi 
    2017年09月28日
    0人がナイス!しています
  • 遣唐使の実際に行われたことを詳細に記述。実態が伝わる。留学生の出自やどうやって何を学んだか、帰国後どうなったか。あるいは船や船員、国書、経路等々。ただ細かすぎて興味の持てない事柄も多い。 遣唐使の実際に行われたことを詳細に記述。実態が伝わる。留学生の出自やどうやって何を学んだか、帰国後どうなったか。あるいは船や船員、国書、経路等々。ただ細かすぎて興味の持てない事柄も多い。
    wang
    2010年06月08日
    0人がナイス!しています

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