• なぜどの家庭にも偶然日本刀があるのか……。これまで読んだ法医学関連本は総じて医学的面からのアプローチだったが、よく考えれば「法」医学なので法律が関係して当然だった。法律の面から法医学を語る本として、法医 なぜどの家庭にも偶然日本刀があるのか……。これまで読んだ法医学関連本は総じて医学的面からのアプローチだったが、よく考えれば「法」医学なので法律が関係して当然だった。法律の面から法医学を語る本として、法医学とまた新鮮な形で再会できた。小難しいはずの内容をなるべく懇切丁寧に説明し、文章もわかりやすく明るく綴ってあるので読みやすい。人を殺したのに「殺人」ではない「致死」扱いにされるのは、なんだか腑に落ちない。「疑わしきは被告人の利益」では、死んだ人をもはや人とは思っていないようでモヤモヤする。死人に人権なしか。 …続きを読む
  雑食奈津子

  2019年09月12日
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• ☆×4.0…著者の作品は同レーベルの別作品をかなり前に読んでいます。それとはぜんぜん違ったまあ悪く言えば脱力ありの事件簿です。ケースとして多いのは飲酒後に起こしてしまう暴行・傷害・殺人。飲む量を間違えれば用 ☆×4.0…著者の作品は同レーベルの別作品をかなり前に読んでいます。それとはぜんぜん違ったまあ悪く言えば脱力ありの事件簿です。ケースとして多いのは飲酒後に起こしてしまう暴行・傷害・殺人。飲む量を間違えれば用意に理性が吹っ飛んでしまい予期しない事件を起こしてしまうのです。勢いで行動に出た挙句に自分の子供を死なせてしまうケースも何例か…面白いのはこれらの事件簿よりもあまり関係のない雑学的な情報。マイナーな罪状があってやる人はまずいないでしょうが仮に問われるとなかなかの刑を受ける羽目となります。 …続きを読む
  みい⇔みさまる＠この世の悪であれ

  2016年01月12日
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• 文系の法医学者は憧れの職業だったので、つい手に取った本。医学の知識が必要とされる判例がたくさん掲載されていて筆者独自の素直な感想もあるものの、なかなか法律の概念と事例を照らし合わせるのは私には難しかっ 文系の法医学者は憧れの職業だったので、つい手に取った本。医学の知識が必要とされる判例がたくさん掲載されていて筆者独自の素直な感想もあるものの、なかなか法律の概念と事例を照らし合わせるのは私には難しかったです。探求心にまた火がついたらもう一度じっくり読んで研究したいです。授業でむささびをももんがと言ってしまった失敗談には好感が持てました。 …続きを読む
  シム・ウナ子

  2010年05月08日
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