世界は俺が回してる

世界は俺が回してる

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784048740081

世界は俺が回してる

  • 著者 なかにし 礼
  • 装丁 川上 成夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784048740081

昭和のテレビ黄金時代を創り出した人々の輝きを活写した傑作長編!

黎明期のテレビ業界に身を投じた一人の男。のちに世界の音楽業界を巻き込んだ大イベント「東京音楽祭」をとり仕切った、不世出のプロデューサーの破天荒な生涯を通し、スターに彩られた昭和の黄金期を描く長編小説。 黎明期のテレビ業界に身を投じた一人の男。のちに世界の音楽業界を巻き込んだ大イベント「東京音楽祭」をとり仕切った、不世出のプロデューサーの破天荒な生涯を通し、スターに彩られた昭和の黄金期を描く長編小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「世界は俺が回してる」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 音楽プロデューサー渡辺正文の生涯を描いた小説。同時代を生きた作詞家なかにし礼が正文の破天荒かつ大胆な生き様を描いた作品は、具体的でリアリティ溢れる内容で文句なしに面白い。あまりに面白くて、敢えてゆっく 音楽プロデューサー渡辺正文の生涯を描いた小説。同時代を生きた作詞家なかにし礼が正文の破天荒かつ大胆な生き様を描いた作品は、具体的でリアリティ溢れる内容で文句なしに面白い。あまりに面白くて、敢えてゆっくり味わいながら読んだ。折しも同時代を生きた作曲家の村井邦彦が2023年2月の日経の『私の履歴書』で連載し、音楽プロデューサー川添象郎が2022年7月に自伝『象の記憶』を上梓し、それぞれを読んでいた。図らずも同じ昭和の音楽シーンを3つの視点を通して俯瞰的に見ることができて大変興味深い体験が出来た。読書万歳! …続きを読む
    Koki Miyachi
    2023年03月07日
    5人がナイス!しています
  • アコさんが自由で楽しそうに輝いて見えた。同じ感覚の主人公は破天荒で面白いけどイヤな人に見えてしまう。私が女だからなのかな。高度成長期の昭和な感じが面白かった。 アコさんが自由で楽しそうに輝いて見えた。同じ感覚の主人公は破天荒で面白いけどイヤな人に見えてしまう。私が女だからなのかな。高度成長期の昭和な感じが面白かった。
    まど
    2010年06月13日
    5人がナイス!しています
  • ストーリーの半分くらいは好色一代男よろしく派手な女性関係での豪快さもありながら、羽振りの良い両親のもとで、お金に不自由せず育った人間が、叔父のコネで入ったラジオ局での下積み時代から、テレビの創世記での ストーリーの半分くらいは好色一代男よろしく派手な女性関係での豪快さもありながら、羽振りの良い両親のもとで、お金に不自由せず育った人間が、叔父のコネで入ったラジオ局での下積み時代から、テレビの創世記での活躍が描かれています。国際音楽祭のプロデュースと常にお金と女に苦労せず、豪快で失敗知らずの生き方をしながら常に子供じみたところがある主人公が最後は癌で。。。 …続きを読む
    Kentaro
    2017年04月29日
    3人がナイス!しています

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