ひだり

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043843039
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ひだり

  • 著者 倉阪 鬼一郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043843039

ひだりは、いつもあなたのそばにある。

比陀理中学に転校してきた言美は、右回りの陸上トラックや、右回りにしか走らない路線バスを不思議に思い、由来を調べ始める。この町では「左」が封印されているらしい。逃走不能の恐怖を描く戦慄のホラー。 比陀理中学に転校してきた言美は、右回りの陸上トラックや、右回りにしか走らない路線バスを不思議に思い、由来を調べ始める。この町では「左」が封印されているらしい。逃走不能の恐怖を描く戦慄のホラー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ひだり」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 比陀理町を舞台にした物語。あらゆる事柄について「ひだり」は禁忌とされており、故意・過失に関わらず破ったものには確実な死が待ち構えている。そんな呪いの村に越してきた言子はこの町の因習に疑問を持ち、調べる 比陀理町を舞台にした物語。あらゆる事柄について「ひだり」は禁忌とされており、故意・過失に関わらず破ったものには確実な死が待ち構えている。そんな呪いの村に越してきた言子はこの町の因習に疑問を持ち、調べるうちに次から次へと湧き出てくる凄惨極まりない血塗られた歴史がそこにはあった。設定こそ簡素なものだがそこを大きく掘り下げ、更に深い考察も加わって見事な仕上がりだ。村の為に「人柱」とされてしまった言子は誰にも助けられないままに凄惨な死を迎えてしまう。しかしこれで終わるはずもなく→ …続きを読む
    しょう
    2023年07月14日
    49人がナイス!しています
  • 設定に無理あり。描写に無理あり。ツッコミどころが満載だからどこがどうとか細かく指摘する気もおきない。でも最後はちょっとスッキリ。狂人しか居ない町は滅ぶしか無い。罪の無い未成年の娘を集団で惨殺するなどど 設定に無理あり。描写に無理あり。ツッコミどころが満載だからどこがどうとか細かく指摘する気もおきない。でも最後はちょっとスッキリ。狂人しか居ない町は滅ぶしか無い。罪の無い未成年の娘を集団で惨殺するなどどんな理由をこじつけても許されない。怨みの矛先から逃れるべき人物が皆無。滅ぶべくして滅んだ愚かな町の話。★★☆☆☆ …続きを読む
    Take@磨穿鉄靴
    2019年05月03日
    48人がナイス!しています
  • 最初の方は好きやけど途中から違う作品のようなイヤな感じの怖さになった。目に見えない「ひだり」の怖さが薄れるぐらい、人間の嫌な部分、エゴの怖さみたいなんに変わった気がするので何か違うなぁと感じてしまった 最初の方は好きやけど途中から違う作品のようなイヤな感じの怖さになった。目に見えない「ひだり」の怖さが薄れるぐらい、人間の嫌な部分、エゴの怖さみたいなんに変わった気がするので何か違うなぁと感じてしまった。うーん、最後の方はゴジラを応援する気持ちに近いかも。 ところで八神宇鏡って誰ですか?これだけじゃあ能力が分からん。見る力は有るようやけど被害者は続くから結局トンチンカンにしか思えん・・・。 …続きを読む
    はらぺこ
    2011年05月07日
    36人がナイス!しています

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