対談集 妖怪大談義

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
ページ数:
450
ISBN:
9784043620050
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対談集 妖怪大談義

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
ページ数:
450
ISBN:
9784043620050

「妖しいものには一家言ある」御仁たち15人と語りに語った、充実の一冊

学者、小説家、漫画家などなどと妖しいことにまつわる様々を、いろんな視点で語り合う。間口は広く、敷居は低く、奥が深い、怪異と妖怪の世界に対するあふれんばかりの思いが込められた、充実の一冊! 学者、小説家、漫画家などなどと妖しいことにまつわる様々を、いろんな視点で語り合う。間口は広く、敷居は低く、奥が深い、怪異と妖怪の世界に対するあふれんばかりの思いが込められた、充実の一冊!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「対談集 妖怪大談義」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 京極氏と各界の著名人との対談集。その相手は実に多彩。彼の師、水木しげる氏や荒俣宏氏は無論のこと、養老孟司氏、夢枕獏氏、宮部みゆき氏、唐沢なをき氏、更には尾上菊之助氏までに至る。そして驚くべきはそのよう 京極氏と各界の著名人との対談集。その相手は実に多彩。彼の師、水木しげる氏や荒俣宏氏は無論のこと、養老孟司氏、夢枕獏氏、宮部みゆき氏、唐沢なをき氏、更には尾上菊之助氏までに至る。そして驚くべきはそのような方々と京極氏が対等に同じ土俵の上で話が出来ていることだ。様々なジャンルの第一線で活躍する人との対談で共通する話題を持ち、それら全てを妖怪に繋げて、いつの間にか妖怪のことを対談相手のみならず、読者にも知らしめる京極氏の弁舌の巧みさと知識の深さ・豊富さを思い知らされた。やはりこの作家、余人を以て代え難しである。 …続きを読む
    Tetchy
    2025年08月27日
    109人がナイス!しています
  • 京極さんと怪異を愛する様々なジャンルの15人との対談集。毎日少しずつ読み進めました。妖怪界の大御所・水木しげるを筆頭に、民俗学、歴史学など学者陣との対談は高度過ぎて( ゚д゚)ポカーン 宮部みゆきなど作家陣との 京極さんと怪異を愛する様々なジャンルの15人との対談集。毎日少しずつ読み進めました。妖怪界の大御所・水木しげるを筆頭に、民俗学、歴史学など学者陣との対談は高度過ぎて( ゚д゚)ポカーン 宮部みゆきなど作家陣との対談は、お相手の作品から上手く妖怪に話を誘導、中禅寺が関口君に説いてるみたい♪ 異彩を放っていたのは唐沢なをきとの妖怪図鑑談議。昭和レトロなB級図鑑をネタに盛り上がる二人はめちゃお茶目。榎木津テンションの原点はココだったのか!と思いました(o^^o) …続きを読む
    みゆ
    2025年09月20日
    73人がナイス!しています
  • 怪しいことや妖怪についての薀蓄を、様々な視点で語り尽くしています。対談集ですが、対談相手がかなりの妖怪マニアなのが凄いです。優しいようで奥の深い妖怪話に興味津々でした。ここまで妖怪に対する想いが詰まっ 怪しいことや妖怪についての薀蓄を、様々な視点で語り尽くしています。対談集ですが、対談相手がかなりの妖怪マニアなのが凄いです。優しいようで奥の深い妖怪話に興味津々でした。ここまで妖怪に対する想いが詰まっている本は充実の一言に尽きます。 …続きを読む
    優希
    2018年11月03日
    73人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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