歌舞伎の見方

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年07月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
244
ISBN:
9784047034327
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歌舞伎の見方

  • 著者 渡辺 保
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年07月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
244
ISBN:
9784047034327

歌舞伎がぐんと面白くなる、至上の鑑賞案内!

〈目次〉
   序
幕の開く前に

   一
「対面」の秘密 寿曾我対面
「暫」──隈取りの美しさ 暫
「勧進帳」──その魅力 勧進帳
廓の夜更け──「助六」の星 助六由縁江戸桜

   二
別火物忌──菅丞相 菅原伝授手習鑑
荒事のたのしさ──「車引」 菅原伝授手習鑑
桜の肩入れ──「賀の祝」 菅原伝授手習鑑
ハラと性根──「寺小屋」の松王丸 菅原伝授手習鑑
時代と世話──「鮓屋」 義経千本桜
けれんと涙──狐忠信 義経千本桜
芸のイキ──「忠臣蔵」喧嘩場 仮名手本忠臣蔵
廻り舞台──夜と昼、昨日と今日 仮名手本忠臣蔵
一力の勘定──由良助の遊蕩 仮名手本忠臣蔵
雪の山科──「忠臣蔵」九段目 仮名手本忠臣蔵

   三
花見、月見、紅葉狩──「新薄雪物語」 新薄雪物語
名優の芸容──「山門」 楼門五三桐
面あかり──花道の魅力 忍夜恋曲者
しめこのうさうさ──三枚目敵 隅田川続俤
芸の構造除け「道成寺 京鹿子娘二人道成寺
牡丹の花びら──「鏡獅子」 鏡獅子

   四
十六年の夢──「陣屋」の熊谷一谷嫩軍記
芸の滋味──「陣屋」の盛綱 近江源氏先陣館
萌黄の石持ち──「御殿」のお三輪 妹背山婦女庭訓
綟張りの障子──八重垣姫 本朝廿四孝
ノリ地の面白さ──「菊畑」 鬼一法眼三略巻
闇に浮かぶ白い顔──女形の色気 摂州合邦辻
女たちの伊達騒動──「先代萩」竹の間、御殿 伽羅先代萩
男たちの伊達騒動──床下、対決、刃傷 伽羅先代萩
芸のウラオモテ──岩藤の見得 加賀見山旧錦絵

   五
大阪の夏──「夏祭」 夏祭浪花鑑
幽霊は美女──「四谷怪談」 東海道四谷怪談
だんまり──「八犬伝」円塚山 南総里見八犬伝
上布と血汐──「油屋」 伊勢音頭恋寝刃
作家の風──「五大力 五大力恋緘
暗闇のなかの二人──「鈴ヶ森」 御存知鈴ヶ森

   六
切られ与三──世話物の型 与話情浮名横櫛
桜の彫り物──「弁天小僧 弁天娘女男白浪
月も朧に白魚の──「三人吉三 三人吉三巴白浪
「らしく」の意味──「直侍 雪暮夜入谷畦道
八ッ橋の笑い──「籠釣瓶 籠釣瓶花街酔醒

あとがき──幕が閉まってから
〈目次〉
   序
幕の開く前に

   一
「対面」の秘密 寿曾我対面
「暫」──隈取りの美しさ 暫
「勧進帳」──その魅力 勧進帳
廓の夜更け──「助六」の星 助六由縁江戸桜

   二
別火物忌──菅丞相 菅原伝授手習鑑
荒事のたのしさ──「車引」 菅原伝授手習鑑
桜の肩入れ──「賀の祝」 菅原伝授手習鑑
ハラと性根──「寺小屋」の松王丸 菅原伝授手習鑑
時代と世話──「鮓屋」 義経千本桜
けれんと涙──狐忠信 義経千本桜
芸のイキ──「忠臣蔵」喧嘩場 仮名手本忠臣蔵
廻り舞台──夜と昼、昨日と今日 仮名手本忠臣蔵
一力の勘定──由良助の遊蕩 仮名手本忠臣蔵
雪の山科──「忠臣蔵」九段目 仮名手本忠臣蔵

   三
花見、月見、紅葉狩──「新薄雪物語」 新薄雪物語
名優の芸容──「山門」 楼門五三桐
面あかり──花道の魅力 忍夜恋曲者
しめこのうさうさ──三枚目敵 隅田川続俤
芸の構造除け「道成寺 京鹿子娘二人道成寺
牡丹の花びら──「鏡獅子」 鏡獅子

   四
十六年の夢──「陣屋」の熊谷一谷嫩軍記
芸の滋味──「陣屋」の盛綱 近江源氏先陣館
萌黄の石持ち──「御殿」のお三輪 妹背山婦女庭訓
綟張りの障子──八重垣姫 本朝廿四孝
ノリ地の面白さ──「菊畑」 鬼一法眼三略巻
闇に浮かぶ白い顔──女形の色気 摂州合邦辻
女たちの伊達騒動──「先代萩」竹の間、御殿 伽羅先代萩
男たちの伊達騒動──床下、対決、刃傷 伽羅先代萩
芸のウラオモテ──岩藤の見得 加賀見山旧錦絵

   五
大阪の夏──「夏祭」 夏祭浪花鑑
幽霊は美女──「四谷怪談」 東海道四谷怪談
だんまり──「八犬伝」円塚山 南総里見八犬伝
上布と血汐──「油屋」 伊勢音頭恋寝刃
作家の風──「五大力 五大力恋緘
暗闇のなかの二人──「鈴ヶ森」 御存知鈴ヶ森

   六
切られ与三──世話物の型 与話情浮名横櫛
桜の彫り物──「弁天小僧 弁天娘女男白浪
月も朧に白魚の──「三人吉三 三人吉三巴白浪
「らしく」の意味──「直侍 雪暮夜入谷畦道
八ッ橋の笑い──「籠釣瓶 籠釣瓶花街酔醒

あとがき──幕が閉まってから

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌舞伎の見方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 歌舞伎好きですが詳しくなかったので読んでみました。 我慢して途中まで読みましたが、私には合わなかったようです。 特に最初の助六で、一度も観ていないからこそ楽しみにしていたのですが、すぐにも観たくなるとい 歌舞伎好きですが詳しくなかったので読んでみました。 我慢して途中まで読みましたが、私には合わなかったようです。 特に最初の助六で、一度も観ていないからこそ楽しみにしていたのですが、すぐにも観たくなるといったワクワク感は感じられませんでした。 最後まで読んでいないので、これ以上の感想が書けません。 …続きを読む
    ぶんこ
    2016年01月08日
    44人がナイス!しています
  • 初心者は歌舞伎のどこをどう面白がれば良いのか、が知りたくて読んだが、いまいちだった。 初心者は歌舞伎のどこをどう面白がれば良いのか、が知りたくて読んだが、いまいちだった。
    脳疣沼
    2015年12月14日
    2人がナイス!しています
  • 役のおもしろさ,名優のうまさを記す。隈取りは現代人の顔にはのりにくいが,二代目松緑の梅王丸では隈取りが松緑の顔そのものとして生きていた。狐忠信では,狐が義経の人間関係以上に人間の理想を実現していたこと 役のおもしろさ,名優のうまさを記す。隈取りは現代人の顔にはのりにくいが,二代目松緑の梅王丸では隈取りが松緑の顔そのものとして生きていた。狐忠信では,狐が義経の人間関係以上に人間の理想を実現していたことを義経が察する「涙」も必要。歌右衛門最後の「道成寺」くどきでは,老優の影が現れ,二重写しの果てに,忽然と一人の美女だけが桜の下で舞い続けた。八重垣姫の優美さや濡れ衣の悲しさは朧に霞む障子一枚で香気で表す。世話物のいのちはリアル過ぎない「それらしさ」。歌右衛門と梅幸を特に褒め,当世では仁左衛門と吉右衛門を推す。 …続きを読む
    お抹茶
    2019年01月18日
    1人がナイス!しています

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