星と祭 上

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041216354
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星と祭 上

  • 著者 井上 靖
  • デザイン 大路 浩実
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041216354

井上靖〈生誕100年記念〉新装版―本物の小説、日本語の美、そして感動を

ボート転覆事故で娘を亡くした会社社長の架山。遺体のあがらない死を受け入れられないまま7年が過ぎたある日、琵琶湖の古寺で十一面観音に出逢う。その表情に娘の面影が重なり、観音巡りの旅が始まる――。 ボート転覆事故で娘を亡くした会社社長の架山。遺体のあがらない死を受け入れられないまま7年が過ぎたある日、琵琶湖の古寺で十一面観音に出逢う。その表情に娘の面影が重なり、観音巡りの旅が始まる――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「星と祭 上」感想・レビュー
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  • 琵琶湖で娘みはるを亡くした架山が、一緒にボートに乗っていて亡くなった青年の父親大三浦に誘われ湖北の十一面観音を参拝するまで。不慮の事故で子を亡くした親の悲しみは計り知れないが、架山と亡くなったみはると 琵琶湖で娘みはるを亡くした架山が、一緒にボートに乗っていて亡くなった青年の父親大三浦に誘われ湖北の十一面観音を参拝するまで。不慮の事故で子を亡くした親の悲しみは計り知れないが、架山と亡くなったみはるとの対話にはちょっと共感できなかった。大三浦への恨みも分かるが、常に上から目線なのも気になった。大三浦と十一面観音を参拝したことで架山の心境がどう変化していくのか、下巻へ。 …続きを読む
    NAO
    2022年10月01日
    55人がナイス!しています
  • 折しも知床の遭難事故と重ねて読むことになりました。七年前に琵琶湖での事故により17歳で亡くなった娘みはるを想う架山が、ともに亡くなった青年の父親に誘われ十一面観音に出会うところまで。〈宇宙のどこかの涯し 折しも知床の遭難事故と重ねて読むことになりました。七年前に琵琶湖での事故により17歳で亡くなった娘みはるを想う架山が、ともに亡くなった青年の父親に誘われ十一面観音に出会うところまで。〈宇宙のどこかの涯しなく遠いところにある遊星群の星の一つで起こった事件に思いを馳せる。湖も小さく、みはるの事件も小さく見えた。登場人物の一人であったが観客の一人と自分を置くことができた。〉この辺りがミソなのかな? そして土地の人が大切に大切にし守ってきた庶民的なお姿のお像に私も惹かれています。びわ湖百八霊場巡回中 …続きを読む
    ひさしぶり
    2022年04月26日
    23人がナイス!しています
  • 夏休みに琵琶湖畔に行きたくて読んだ本ですが、コロナで断念。いつかまた行きたい。美的感覚が井上靖らしい。 夏休みに琵琶湖畔に行きたくて読んだ本ですが、コロナで断念。いつかまた行きたい。美的感覚が井上靖らしい。
    しーふぉ
    2022年09月04日
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