陰陽ノ京巻の五

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784840237642
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陰陽ノ京巻の五

  • 著者 渡瀬 草一郎
  • イラスト 洒乃 渉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784840237642

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「陰陽ノ京巻の五」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 慶滋保胤を主人公にした陰陽師シリーズの最終巻。すべての巻を楽しく満足して読み終えた。太鼓腹で狸親爺の安倍晴明に馴染むのに少し時間がかかった。賀茂光栄の中二病的無頼ぶりが可愛い。保胤は人間離れした技をも 慶滋保胤を主人公にした陰陽師シリーズの最終巻。すべての巻を楽しく満足して読み終えた。太鼓腹で狸親爺の安倍晴明に馴染むのに少し時間がかかった。賀茂光栄の中二病的無頼ぶりが可愛い。保胤は人間離れした技をもっている。彼は陰陽の道ではなく文章の道に進んで趣味のいいこじんまりとした邸宅を構えた人だけれど、このシリーズでは京のはずれの質素な住宅に柚子の精と暮らしている。伯家時継というもの凄い美女に一途に慕われているが一歩行動に出ることが出来ないままにシリーズが終わってしまった。伯家の家系にはまだ謎があるのに… …続きを読む
    真理そら
    2021年11月20日
    49人がナイス!しています
  • 生きることへの執着が深すぎると、妖になって心を失ってまでも生きようとするものなのか? そう思うと、死ぬこともけじめの一つなのかもしれない。終わりがあるから、精一杯生きられる。生きて心を通わせる時間が決 生きることへの執着が深すぎると、妖になって心を失ってまでも生きようとするものなのか? そう思うと、死ぬこともけじめの一つなのかもしれない。終わりがあるから、精一杯生きられる。生きて心を通わせる時間が決まっていることが、幸せだと思えてきた。この陰陽師の時代にどれくらいの妖が存在していたのだろうか。今のところ本書が最終巻だが、あとがきで続編を書きそうな雰囲気を漂わせていた。終わって欲しくない。 …続きを読む
    どぶねずみ
    2023年02月14日
    30人がナイス!しています
  • あぁ、ついに既刊されているのは、この巻でおしまいと思うと、とても淋しいです。 この巻もすごく 面白かったです!結局、誰も傷ついた人がいなかったというのでは。。。吉昌のように、素敵な置き土産をプレゼントさ あぁ、ついに既刊されているのは、この巻でおしまいと思うと、とても淋しいです。 この巻もすごく 面白かったです!結局、誰も傷ついた人がいなかったというのでは。。。吉昌のように、素敵な置き土産をプレゼントされた子までいて。 最後の時継と天一がお酒を酌み交わすところが、大好きです。 本当に優しい・優しいお話でした。 是非とも 続きが読みたいです!! …続きを読む
    のほほん@灯れ松明の火
    2010年11月17日
    18人がナイス!しています

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