- 著者 大久保 喬樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年02月10日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047034228
日本文化論の名著入門
- 著者 大久保 喬樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年02月10日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047034228
日本文化論の真髄を名著に探る。やさしくわかる教養入門。
新渡戸稲造の『武士道』、ルース・ベネディクトの『菊と刀』等、明治から戦後の日本文化を論じた内外の名著を精選。日本と日本人の深層に迫った思想の要点を平易に解説した、日本文化理解のための入門書。
〈目次〉
はじめに
1 外からの日本発見
ピエール・ロチ『秋の日本』(一八八九年)
ラフカディオ・ハーン『知られざる日本の面影』(一八九四年)
『こころ』(一八九六年)
2 世界に向けて日本を発信する
新渡戸稲造『武士道』(一九〇〇年)
岡倉天心『東洋の理想』(一九〇三年)『茶の本(一九〇六年)』
3 民俗文化の古層を求めて
柳田国男『山の人生』(一九二五年)ほか
折口信夫『古代研究』(一九二九年─三〇年)ほか
4 日本文化哲学の創造
西田幾多郎『善の研究』(一九一一年)ほか
和辻哲郎『風土』(一九三五年)
九鬼周造『「いき」の構造』(一九三〇年)
5 さまざまな美意識
柳宗悦『雑器の美』(一九二六年)
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(一九三三年)
ブルーノ・タウト『日本美の再発見』(一九三九年)
6 伝統への反逆と革新
坂口安吾『日本文化私観』(一九四三年)
岡本太郎『縄文土器──民俗の生命力』(一九五二年)
7 近代西欧社会モデルか伝統日本文化か
ルース・ベネディクト『菊と力』(一九四六年)
丸山真男『日本の思想』(一九六一年)
土居健郎『「甘え」の構造』(一九七一年)
あとがき
引用文出典および関連書一覧
〈目次〉
はじめに
1 外からの日本発見
ピエール・ロチ『秋の日本』(一八八九年)
ラフカディオ・ハーン『知られざる日本の面影』(一八九四年)
『こころ』(一八九六年)
2 世界に向けて日本を発信する
新渡戸稲造『武士道』(一九〇〇年)
岡倉天心『東洋の理想』(一九〇三年)『茶の本(一九〇六年)』
3 民俗文化の古層を求めて
柳田国男『山の人生』(一九二五年)ほか
折口信夫『古代研究』(一九二九年─三〇年)ほか
4 日本文化哲学の創造
西田幾多郎『善の研究』(一九一一年)ほか
和辻哲郎『風土』(一九三五年)
九鬼周造『「いき」の構造』(一九三〇年)
5 さまざまな美意識
柳宗悦『雑器の美』(一九二六年)
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(一九三三年)
ブルーノ・タウト『日本美の再発見』(一九三九年)
6 伝統への反逆と革新
坂口安吾『日本文化私観』(一九四三年)
岡本太郎『縄文土器──民俗の生命力』(一九五二年)
7 近代西欧社会モデルか伝統日本文化か
ルース・ベネディクト『菊と力』(一九四六年)
丸山真男『日本の思想』(一九六一年)
土居健郎『「甘え」の構造』(一九七一年)
あとがき
引用文出典および関連書一覧
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「日本文化論の名著入門」感想・レビュー
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おなじ著者による中公新書の「日本文化論の系譜」をよりやさしく説明している本です。高校生あるいは大学の教養課程の方が読んでこの中からさらに自分の最初の一冊を選んで読み通してみるといいのではないかと思いま …続きを読む2013年06月24日6人がナイス!しています
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既読のもの、以前から読みたいと思っていた本などいろいろあり、また読みたい本が増えそう。内からだけでなく外からの視点で日本をとらえた本にも触れてあるところが参考になった。引用が多いので、ちょっとだけ読ん …続きを読む2015年06月30日4人がナイス!しています
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面白い、個性の立った本が並んでいて興味深かった。和辻の風土やハーンの日本論(こころ、知られざる日本の面影)の部分を特に興味深く読んだが、他の紹介された人々の日本論もそれぞれ味がある。2017年02月03日2人がナイス!しています