- 著者 松本 清張
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041227619
偏狂者の系譜
- 著者 松本 清張
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041227619
昭和30年代作品群から厳選した粒ぞろい短編集。
昭和30年代短編集(3)。学問に打ち込み業績をあげながら、社会的評価を得られない研究者たちの情熱と怨念。「笛壺」「皿倉学説」「粗い網版」「陸行水行」の計4編。「粗い網版」は初文庫化。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「偏狂者の系譜」感想・レビュー
-
世間に認知されない事への恨みを抱く研究者らを描いた3編。『皿倉学説』は、自らの失態で妻に去られ、新たな愛人にも軽視される日々を送る脳生理学者の物語。その主人公採銅は、奇妙な学説を唱えた地方の無名医者に …続きを読む2024年07月31日39人がナイス!しています
-
一般に「学究モノ」と呼ばれる清張の中短編4作を収める。既読の「笛壺」と「陸行水行」のほかに、世間から忘れられつつある脳神経学者の孤独な内情に追った「皿倉学説」、大本教の弾圧事件を特高の側から描いた「粗 …続きを読む2020年03月25日19人がナイス!しています
-
清張さんの短編集ですがミステリー色は薄いです。新興宗教や邪馬台国の研究に尽くした人物にスポットを当てた作品です。2014年03月01日10人がナイス!しています