• 秀作。舞台は銚子、軽井沢から石垣島へ。上巻に流れていたゆったりとした空気が一気に躍動し始める。産業スパイの疑惑と殺し屋の出現、次期大統領選に絡むアメリカ政府の陰謀、そして日本では公安が乗り出し、石垣島 秀作。舞台は銚子、軽井沢から石垣島へ。上巻に流れていたゆったりとした空気が一気に躍動し始める。産業スパイの疑惑と殺し屋の出現、次期大統領選に絡むアメリカ政府の陰謀、そして日本では公安が乗り出し、石垣島ではチャイニーズマフィアの影が見え隠れ。途方もないスケールになって来るが、不思議と大風呂敷を広げた感はない。恋愛が基軸には違いないが、友情と裏切り、信頼と疑心と、味方が敵となり敵が協力者になる展開に驚きのまま、僕も渦中に巻き込まれるようだ。また不快感を残さない人物造形が、ストーリーに漂う悲愴感を和らげている。 …続きを読む
  みも

  2025年10月16日
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• 最後はやっぱりハードボイルド。ドンパチ。なんとなく物哀しい感じで終わったかな。しかし、松原みたいな硬派な男は世の中にそうそういないのでは。命をかけて助けに来てくれるなんて、憧れのシチュエーションだが、 最後はやっぱりハードボイルド。ドンパチ。なんとなく物哀しい感じで終わったかな。しかし、松原みたいな硬派な男は世の中にそうそういないのでは。命をかけて助けに来てくれるなんて、憧れのシチュエーションだが、その前に命がかかった状況に陥りたくはないな。文章はいつものように読みやすく最後に向け話の展開も早くなり読みやすく面白かった。 …続きを読む
  ００７

  2015年03月28日
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• 殺し屋の正体があまりにもミエミエなのでクライマックスまでが長過ぎる。それに主人公が直前まで気付かなかったというのも間抜け過ぎ。判ってはいたけど信じたいみたいにしたほうが良かったのではないか。ヒロインの 殺し屋の正体があまりにもミエミエなのでクライマックスまでが長過ぎる。それに主人公が直前まで気付かなかったというのも間抜け過ぎ。判ってはいたけど信じたいみたいにしたほうが良かったのではないか。ヒロインの選択の理由もなんだかなぁとしか思えず。ちなみに自分だったらついてきてくれた娘のほうが断然好み。 …続きを読む
  シロー

  2017年05月21日
  14人がナイス！しています

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