「キーリ」シリーズ、「NO CALL NO LIFE」と読んできたが、壁井さんの描くどこか屈折した世界と、その世界に生きるどこか屈折したキャラクター達がやっぱり好き。先の見通しが全く立たない(むしろ暗いことを予感さ「キーリ」シリーズ、「NO CALL NO LIFE」と読んできたが、壁井さんの描くどこか屈折した世界と、その世界に生きるどこか屈折したキャラクター達がやっぱり好き。先の見通しが全く立たない(むしろ暗いことを予感させる)中で描かれる刹那的な幸せの時間。そして、いろいろなものを失ってしまったとはいえ最後に描かれる穏やかな時間。うまく言葉にできないが、そんな描写がたまらない。…続きを読む