京都の精神

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043764020
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京都の精神

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043764020

日本の心のふるさと、京都

京都は日本文明の壮大な博物館であり、京都こそが日本文化を支えている――。民族学の第一人者で、生粋の京都人である著者が、京都の町並みや伝統産業、文化に表れる京都中華思想ともいうべき、独自の精神をやさしく解明。「私家版京都小事典」では、上ル下ル、祇園小唄、ブブヅケなど京都ならではのキーワードを取り上げ、京都人の常識や本音を忌憚なく語る。京の町とこころに触れ、日本文化の真髄を知る不朽の京都論。 京都は日本文明の壮大な博物館であり、京都こそが日本文化を支えている――。民族学の第一人者で、生粋の京都人である著者が、京都の町並みや伝統産業、文化に表れる京都中華思想ともいうべき、独自の精神をやさしく解明。「私家版京都小事典」では、上ル下ル、祇園小唄、ブブヅケなど京都ならではのキーワードを取り上げ、京都人の常識や本音を忌憚なく語る。京の町とこころに触れ、日本文化の真髄を知る不朽の京都論。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 文庫版のためのまえがき
 まえがき

1 京都の未来像
2 京都と観光産業
3 京都の精神
4 わが京都
5 文化首都の理論
6 二一世紀世界における京都
7 京都文明と日本
8 私家版 京都小事典

 解説

「京都の精神」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 梅棹忠夫の京都関連の講演を収録した一冊。内容は京都人による京都礼賛といった趣。冒頭で京都人の中華思想について触れられているが、その次の章でナチュラルに奈良・鎌倉をディスっているのは苦笑が漏れた。此処ま 梅棹忠夫の京都関連の講演を収録した一冊。内容は京都人による京都礼賛といった趣。冒頭で京都人の中華思想について触れられているが、その次の章でナチュラルに奈良・鎌倉をディスっているのは苦笑が漏れた。此処まで恥じらいなく自分の故郷を持ち上げている様を見ると、こっちの顔が赤くなる気がするなあ。何となく没落した名家の裔が家柄自慢している稚気も感じられて微笑ましいけど。あと本書の中で京都は封建時代を経験しなかった的な指摘があるが、京都人の中で室町時代の存在ってどうなってんだろ?あ、巻末の私家版の辞典は面白かったです。 …続きを読む
    HANA
    2024年11月08日
    61人がナイス!しています
  • うーん。 中華思想満載の梅棹忠夫の見識。 再読なんだけど高校生の時は気づかなかったこともあるし、時代の変化を思う。 角川の昭和62年判を読んだのだけど検索で出てこなかった。 文庫本では変わってるかなぁ? うーん。 中華思想満載の梅棹忠夫の見識。 再読なんだけど高校生の時は気づかなかったこともあるし、時代の変化を思う。 角川の昭和62年判を読んだのだけど検索で出てこなかった。 文庫本では変わってるかなぁ?
    犬養三千代
    2018年08月10日
    6人がナイス!しています
  • 口調といい思想といい、うるさい。ここまで一般化してたら内部からも辟易とした声が出るのでは。今にも通じるものはあると思うけど、まぁうるさい。 口調といい思想といい、うるさい。ここまで一般化してたら内部からも辟易とした声が出るのでは。今にも通じるものはあると思うけど、まぁうるさい。
    らい
    2020年02月11日
    3人がナイス!しています

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