幸福な結末

幸福な結末

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年05月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784048736053

幸福な結末

  • 著者 辻 仁成
  • デザイン 片岡 忠彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年05月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784048736053

遠く離れた男女が運命によって呼び合わされるとき……祈りと希望の恋愛小説

角膜移植をしたヴァレリーは術後、不思議な男性の幻を見るようになる。提供者は女子学生だという。彼女はこの男性を眼球に焼き付けてしまうほど強く見つめていたのだろうか…どうしてもこの男に会いに行かなければ。 角膜移植をしたヴァレリーは術後、不思議な男性の幻を見るようになる。提供者は女子学生だという。彼女はこの男性を眼球に焼き付けてしまうほど強く見つめていたのだろうか…どうしてもこの男に会いに行かなければ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幸福な結末」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 不思議な魅力に溢れてる物語。ファンタジーなのかよくわからないし、かなり好き嫌いの分かれる内容だとは思います。だけど途中で止めることもなく読了。登場人物がとても少なく内面描写がすごく多くてそれを補うよう 不思議な魅力に溢れてる物語。ファンタジーなのかよくわからないし、かなり好き嫌いの分かれる内容だとは思います。だけど途中で止めることもなく読了。登場人物がとても少なく内面描写がすごく多くてそれを補うように美しく妖しく儚さに満ちた、大人の物語だと思います。辻さんは様々なシチュエーションのお話を書かれる方ですね。 …続きを読む
    美登利
    2013年10月13日
    25人がナイス!しています
  • ☆ あらゆる言葉の表現について美しい小説だった。光の都ブリュッセルと東京が繋がるトキ、どんな絵が映し出されるのだろうと思った。光を感じること、光が見えること、このせかいを感じられること、このせかいが見 ☆ あらゆる言葉の表現について美しい小説だった。光の都ブリュッセルと東京が繋がるトキ、どんな絵が映し出されるのだろうと思った。光を感じること、光が見えること、このせかいを感じられること、このせかいが見えること、この小説を読んだあとでは、光やせかいの見え方がちがってみえるかも、そんな不思議な小説でした。ステンドグラスみたいに儚い美しさがありました☆素敵だった。 …続きを読む
    Masiro*
    2016年03月31日
    19人がナイス!しています
  • 角膜移植をした後に男性の幻影が見えるようになる。その幻影は角膜を提供した女性がずっと見つめていた愛した男性だった。ヴェレリーがナツキに惹かれて行くのが、かつて愛した人の角膜で見ているからなのか?それと 角膜移植をした後に男性の幻影が見えるようになる。その幻影は角膜を提供した女性がずっと見つめていた愛した男性だった。ヴェレリーがナツキに惹かれて行くのが、かつて愛した人の角膜で見ているからなのか?それともナツキに愛されたベアトリスのようになりたくて好きになってくのか?両方なのだろうけど、なんかこの恋愛微妙な感じでどこも共感できない😅久しぶりに折り紙で鶴を折りたくなった。 …続きを読む
    ゆみ
    2019年10月23日
    6人がナイス!しています

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