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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784042750062

悪魔とプリン嬢

  • 著者 パウロ・コエーリョ
  • 訳者 旦 敬介
  • イラスト 平尾 香
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2004年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784042750062

『アルケミスト』のコエーリョが人間の本質を問う問題作!

「条件さえ整えば、地球上のすべての人間はよろこんで悪をなす」悪霊に取り憑かれた旅人が、山間の田舎町を訪れた。この恐るべき考えを試すために――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「悪魔とプリン嬢」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 寓意に満ちた小説。物語の構造はすべからく2項対立になっており、一見したところでは極めて単純な構図に見えるのだが、はたしてそのままに受け取っていいものかどうか困惑するところでもある。寓意の中核に存在する 寓意に満ちた小説。物語の構造はすべからく2項対立になっており、一見したところでは極めて単純な構図に見えるのだが、はたしてそのままに受け取っていいものかどうか困惑するところでもある。寓意の中核に存在するのは、やはり「悪」だろうが、物語に用意された2つの結末は、それを裏切るようでもあるからだ。登場人物たちも、その属性で語られる司祭や町長、地主などはことさらにステレオタイプのそれだ。一方、主人公のシャンタール、ベルタ、旅人はそれぞれに一筋縄ではいかない存在である。なんだか、キツネに抓まれたような物語でもあった。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2018年05月27日
    315人がナイス!しています
  • 面白かったです。悪と善がテーマになっている極めてシンプルな作品という印象を受けました。悪にとりつかれた旅人が訪れた田舎町ヴィスコス。恐ろしい考えの実行を試すために。そこに立ち向かうプリン嬢。悪を振りま 面白かったです。悪と善がテーマになっている極めてシンプルな作品という印象を受けました。悪にとりつかれた旅人が訪れた田舎町ヴィスコス。恐ろしい考えの実行を試すために。そこに立ち向かうプリン嬢。悪を振りまこうとする旅人に対して毅然とした態度をとる彼女の強い姿が鮮やかです。哲学的で宗教的な要素が強めですが、簡潔に語られていくので、難しい印象は受けませんでした。「1週間のうちに人は生まれ変わることができるのか」というテーマで、人の罪を力強く切り込んでいると思います。 …続きを読む
    優希
    2016年12月02日
    128人がナイス!しています
  • 本作一貫したテーマは「悪」だろうが、舞台となった田舎町のヴィスコスがのどかで閉鎖的な村社会を構成しているためか、思った以上には人間の業のようなものは見られない。しかしながら巨額の金を前にした村人たちの 本作一貫したテーマは「悪」だろうが、舞台となった田舎町のヴィスコスがのどかで閉鎖的な村社会を構成しているためか、思った以上には人間の業のようなものは見られない。しかしながら巨額の金を前にした村人たちの心の醜さと言ったらない。そんな中どこにでもいそうなプリン嬢が村の住人にしては変わらず毅然とした態度を取り続けているのが印象的だった。難しいテーマだったが非常に興味深く読めた。 …続きを読む
    しょう
    2021年12月18日
    51人がナイス!しています

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