- 著者 ミシェル・ウエルベック
- 訳者 中村 佳子
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年10月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 184
- ISBN:
- 9784047914872
闘争領域の拡大
- 著者 ミシェル・ウエルベック
- 訳者 中村 佳子
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年10月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 184
- ISBN:
- 9784047914872
フランス文壇の寵児ウエルベックの若き哲学が爆発する、伝説的な処女小説。
30歳のプログラマーの僕と、絶対的に女にもてない同僚ティスラン。出張先で女をナンパするも馬鹿にされ艶々とした黒人男にかっさられ、、僕はティスランに彼らを「殺せ」とけしかける――。人生は、長い苦しみだ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「闘争領域の拡大」感想・レビュー
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ウエルベックの小説としてデビュー作にあたる。2作目の『素粒子』は、その4年後である。闘争領域とは、経済の自由化とセックスの自由化を指し、あらゆる世代あらゆる社会階層に向けて拡大している。これが闘争領域の …続きを読む2015年09月17日66人がナイス!しています
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明晰な知性というのは決して人を幸福にしない。クンデラやウェルベックを読んでいるとそんな目を背けたくなる事実をつくづくと思い知らされる。処女小説である本作で描くのは文明の進歩によって生まれた資本主義によ …続きを読む2015年06月01日62人がナイス!しています
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フランス人作家ミシェル・ウエルベックの処女作品。シニカルでありながら柔らかさのある語り口で、資本主義社会の中で閉塞感を抱いている青年を描く。特に起伏がある物語ではないが、独特で鋭いユーモアのセンスに引 …続きを読む2015年03月04日33人がナイス!しています