キャピタル ダンス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年01月24日
判型:
文庫判
ページ数:
464
ISBN:
9784043582037
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キャピタル ダンス

  • 著者 井上 尚登
  • イラスト おおの 麻里
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年01月24日
判型:
文庫判
ページ数:
464
ISBN:
9784043582037

横溝賞作家が挑む、ITベンチャーを舞台とした経済ミステリ!

日本生まれの中国人女性・青は、かつて米国でベンチャーを立ち上げ大成功を収めた。しかし、日本での起業にはハンディを背負い、苦戦をしいられていた--。しのぎを削りあうビジネスの裏表を、スピーディに描く! 日本生まれの中国人女性・青は、かつて米国でベンチャーを立ち上げ大成功を収めた。しかし、日本での起業にはハンディを背負い、苦戦をしいられていた--。しのぎを削りあうビジネスの裏表を、スピーディに描く!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「キャピタル ダンス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 久々に面白い作品を読んだ。前半は主人公林青が設立したインターネットの検索エンジンサービスのベンチャー企業「タコボール」が苦しみながら、理解者や投資者を得て、会社を株式会社として上場に導くサクセスストー 久々に面白い作品を読んだ。前半は主人公林青が設立したインターネットの検索エンジンサービスのベンチャー企業「タコボール」が苦しみながら、理解者や投資者を得て、会社を株式会社として上場に導くサクセスストーリーとして面白く読めた。後半はタコボールが他者に乗っ取られるのではないかという危機がスリルある展開で描かれていて、面白かった。1990年代後半からのITバブルやベンチャービジネス、投資する側の話。懐かしさを感じられる、当時の描写も印象に残る。作者の井上尚登さんはすでに故人。御冥福をお祈りいたします。 …続きを読む
    さんつきくん
    2025年06月11日
    6人がナイス!しています
  • 著者の作品は映画化された「T.R.Y」に続いて2作目。前作も「騙し」がテーマだったが、本作はそれを凌ぐ壮絶な「騙し合い」の物語だ。ネットビジネス、ベンチャー企業の上場、M&Aとなかなかダイナミックな舞台装置 著者の作品は映画化された「T.R.Y」に続いて2作目。前作も「騙し」がテーマだったが、本作はそれを凌ぐ壮絶な「騙し合い」の物語だ。ネットビジネス、ベンチャー企業の上場、M&Aとなかなかダイナミックな舞台装置の中、張り巡らされた伏線が次々と見事に回収されていく後半は、正に頁をめくる手が止まらず、ただひたすら騙される快感に酔ってしまった。「ビルゲイツを振った女」である林青のキャラも一筋通っていてナイス。 …続きを読む
    jun
    2013年07月14日
    4人がナイス!しています
  • ITバブル前後時代の技術開発 起業 上場を巡る罠、騙し合い、復讐、裏切り連続のジェットコースターエンターテインメントでした。周到に張られた伏線が後半にえっ!て形で回収され、まぁハラドキ、スッキリ、アッパレ ITバブル前後時代の技術開発 起業 上場を巡る罠、騙し合い、復讐、裏切り連続のジェットコースターエンターテインメントでした。周到に張られた伏線が後半にえっ!て形で回収され、まぁハラドキ、スッキリ、アッパレな読後感です。ビル・ゲイツを振った女、「あお」のぶれないビジョンは素敵すぎます。応援しながらの一気読みでしたが、石崎にはやられました! …続きを読む
    Masato Ⅱ世
    2020年03月28日
    2人がナイス!しています

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