ウェルベル・コレクション I 蟻

ウェルベル・コレクション I 蟻

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042915010
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ウェルベル・コレクション I 蟻

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042915010

奇想天外驚異の科学ファンタジーついに文庫化!

住人が次々と消える謎のアパート。地下に潜入した救助隊が見つけた衝撃の世界とは?! 堅牢な都市と連合を築き、力を蓄えるアリと人間とのファースト・コンタクトを描く衝撃のサイエンス・ファンタジー。 住人が次々と消える謎のアパート。地下に潜入した救助隊が見つけた衝撃の世界とは?! 堅牢な都市と連合を築き、力を蓄えるアリと人間とのファースト・コンタクトを描く衝撃のサイエンス・ファンタジー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ウェルベル・コレクション I 蟻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 怖かった…。グロテスクな描写が恐ろしいのではなく、巨大なもの、微小なもの、地下の世界、未知の世界への恐怖感に目眩を覚えながら読みました。蟻社会の描写が実にリアルで生々しくて、蟻目線で追体験をしているよ 怖かった…。グロテスクな描写が恐ろしいのではなく、巨大なもの、微小なもの、地下の世界、未知の世界への恐怖感に目眩を覚えながら読みました。蟻社会の描写が実にリアルで生々しくて、蟻目線で追体験をしているようでした。人間パートの方がリアリティを感じられなかったほど。蟻は社会的な昆虫だとか、絶対王政社会だとか、人間の社会制度や文化に例えるのは確かに人間側の傲りかもしれないです。蟻は蟻。だからこそ、最後はまた怖い。こんなに視覚的なイメージを喚起される読書は久しぶり。 …続きを読む
    黄色と橙
    2012年03月28日
    16人がナイス!しています
  • 蟻を主人公にして描かれた物語。ファーストコンタクトテーマのSFという見方もできる。身近な生物である蟻とのコンタクトがなぜ「ファースト」なのかと思われるかもしれないが、この小説に登場する蟻たちは砲撃戦(蟻 蟻を主人公にして描かれた物語。ファーストコンタクトテーマのSFという見方もできる。身近な生物である蟻とのコンタクトがなぜ「ファースト」なのかと思われるかもしれないが、この小説に登場する蟻たちは砲撃戦(蟻酸を使う)や戦車戦(大アゴを持つ蟻を他の蟻が運ぶ)といった技術を駆使し、農耕や牧畜により生計を立てる。我々が知るアリのイメージとかけ離れた未知の生物のようである。蟻を単に擬人化するのではなく、彼らの生態や嗜好に即した形で描いている点も素晴らしい。作者の興味が特異な形で結実した、まぎれもないSFの傑作である。 …続きを読む
    人力飛行機
    2013年08月27日
    14人がナイス!しています
  • 03年の税抜705円の初版。角川文庫のウェルベル・コレクションの「蟻」トリロジーの初巻で、先発95年に2分冊で出た単行本の加筆訂正文庫版。本書は「蟻」で、サンリオのアッシュの「蛾」と字面が似ている(笑。 アリ 03年の税抜705円の初版。角川文庫のウェルベル・コレクションの「蟻」トリロジーの初巻で、先発95年に2分冊で出た単行本の加筆訂正文庫版。本書は「蟻」で、サンリオのアッシュの「蛾」と字面が似ている(笑。 アリの生態と生物学者宅の秘密の地下道を交互に描写した仏本国91年のベストセラー。両者の接点は何か?…と言う謎解きに心躍るも、人間側に生じる出来事や対応が頭抱えるくらい不自然で構成としては論外。アリや昆虫側はその生態を擬人化して蘊蓄を極め、生態サイクルの速さも相まってテンポが良く至極勉強になる。★★★★☆☆ …続きを読む
    ニミッツクラス
    2020年01月24日
    12人がナイス!しています

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