音楽する脳

音楽する脳

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047915008

音楽する脳

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047915008

脳はどのように音楽を生み出し、心はどのように音楽を楽しむのか?

単純な音の集積がなぜこれほど人間の心を揺さぶり感動を与えるのか。そのメカニズムを神経系から考察し、脳の内部でリズムと音が「音楽」になり感動を巻き起こすまでの不思議を認知科学者が分かりやすく解き明かす。 単純な音の集積がなぜこれほど人間の心を揺さぶり感動を与えるのか。そのメカニズムを神経系から考察し、脳の内部でリズムと音が「音楽」になり感動を巻き起こすまでの不思議を認知科学者が分かりやすく解き明かす。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「音楽する脳」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 音楽するというのは、演奏だけでなく聞く、踊るという音楽をめぐる営み全部を示していて、その時脳の中で何が起きているのかについて、幅広い著作から引用しながら著者の考えを書いたエッセイだ。読み続けるのに苦労 音楽するというのは、演奏だけでなく聞く、踊るという音楽をめぐる営み全部を示していて、その時脳の中で何が起きているのかについて、幅広い著作から引用しながら著者の考えを書いたエッセイだ。読み続けるのに苦労したけれど読んだ甲斐はあって、今後の音楽鑑賞に変化が起こりそう。原著は20年以上に前に書かれていて、2005年12月刊行の直後に入手したまま積読だった。読メでも密林でも厳しい批評しか載ってないし、その批判は結構正しい。最新知識に基づく書き直したバージョンを再読したいのが本音。結構面白いこと言ってると思う。 …続きを読む
    きゃれら
    2023年06月29日
    19人がナイス!しています
  • 音楽の効果とか人間との歴史を脳科学的な視点で説明してる あーはい、音楽ってすごいですねーって感じ 音楽の効果とか人間との歴史を脳科学的な視点で説明してる あーはい、音楽ってすごいですねーって感じ
    大手町
    2023年11月05日
    1人がナイス!しています
  • 第一部:音楽とは、共同の営みを通して個人の脳をお互いに結び付ける媒体である。 第二部:脳の内部で、音楽が感情→リズム・構造→喜びと恍惚に変わっていく様子に注目する。 第三部:猿→原人→20世紀までの音楽文化の 第一部:音楽とは、共同の営みを通して個人の脳をお互いに結び付ける媒体である。 第二部:脳の内部で、音楽が感情→リズム・構造→喜びと恍惚に変わっていく様子に注目する。 第三部:猿→原人→20世紀までの音楽文化の流れ 人間の脳は音楽をどう生み出したか主に認知科学の観点から論じた本。著者は認知科学者兼ミュージシャンであり、自らの音楽体験も織り込みながら、音楽が人の脳に相互的に作用を与え社会の形成を媒体していく様を描く。対象の音楽は西洋~20世紀米国に偏っているが現代人の志向を説明するにはさしあたって十分? …続きを読む
    ふみ
    2013年01月23日
    1人がナイス!しています

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