神隠しと日本人

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043657018

神隠しと日本人

  • 著者 小松 和彦
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2002年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043657018

神隠しは現実世界を覆う癒しのヴェールである。

「神隠し」とは人を隠し、神を現し、人間世界の現実を隠し、異界を顕すヴェールである。異界研究の第一人者が「神隠し」をめぐる民話や伝承を探訪。迷信でも事実でもない、日本特有の死の文化を解き明かす。


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「神隠しと日本人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 共同体から突然人が消える。理由がなく共同体から仲間が消えてしまったら不安になるのでどうにかこうにか説明をつけようとする。曰く、神に隠された。天狗に攫われた。旅の六部に勾引かされた。こうした共通認識があ 共同体から突然人が消える。理由がなく共同体から仲間が消えてしまったら不安になるのでどうにかこうにか説明をつけようとする。曰く、神に隠された。天狗に攫われた。旅の六部に勾引かされた。こうした共通認識があればその人間が戻ってきて共同体に復帰するときも確かにきもち的に楽だよなあ。だって神様に隠されていたんだもん。本人の意思による失踪とは明らかに異なる。現代的な価値観から読み解いているからかもしれないけれど、優しいシステムだなあと感心しました。ああ確かに『神隠し』だ。 …続きを読む
    テツ
    2019年11月29日
    18人がナイス!しています
  •  近代合理性だけに支配される世の中は味気ない。著者は最後の方で、<現代こそ実は「神隠し」のような社会装置が必要なのではないか>と括っている。しかし、「神隠し」に代るようなものを現代社会に見出すことがで  近代合理性だけに支配される世の中は味気ない。著者は最後の方で、<現代こそ実は「神隠し」のような社会装置が必要なのではないか>と括っている。しかし、「神隠し」に代るようなものを現代社会に見出すことができるのだろうか。 …続きを読む
    風竜胆
    2013年06月29日
    16人がナイス!しています
  • 著者の本2冊目。日本人の文化における神隠しの考察なのだが、期待していたのとはちょっと違った。キツネや天狗がユーモラスな存在として神隠しの「犯人」とされるのに対し、鬼の場合は悲惨な結末にいたることが多い 著者の本2冊目。日本人の文化における神隠しの考察なのだが、期待していたのとはちょっと違った。キツネや天狗がユーモラスな存在として神隠しの「犯人」とされるのに対し、鬼の場合は悲惨な結末にいたることが多いなど、面白い点もあったし「赦し」の装置としての神隠しの考察もうなづけた。しかし、「隠す」神々に対する日本人の畏怖の探求や、著名な「八幡の藪知らず」に関する考察もなく、日本文化全体のなかでどのような位置に「神隠し」を置くのか、といった考察もない。「日本人」と題する以上、外国との比較も必要だろう。 …続きを読む
    筑紫の國造
    2017年11月07日
    11人がナイス!しています

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