耳袋の怪

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043490035
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耳袋の怪

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043490035

昔も今も、怖い話は語り継がれる……。

今も昔も怖い話は噂になりやすい。妖怪も逃げ出した稲生武太夫の豪傑ぶり、二〇年経って厠から帰ってきた夫――。江戸時代の奇談ばかりを集めた『耳袋』から、妖怪、憑き物など六種の怪異譚を現代語訳で収録。 今も昔も怖い話は噂になりやすい。妖怪も逃げ出した稲生武太夫の豪傑ぶり、二〇年経って厠から帰ってきた夫――。江戸時代の奇談ばかりを集めた『耳袋』から、妖怪、憑き物など六種の怪異譚を現代語訳で収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「耳袋の怪」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 岩波文庫版の三冊の耳嚢を読んでいるのですが、やはり時間がかかりはかがいかないので、このような現代語訳(抄訳)を読んでしまいました。現代版の新耳袋もすべて読んでいるのですが自分でも情けなくなります。楽しい 岩波文庫版の三冊の耳嚢を読んでいるのですが、やはり時間がかかりはかがいかないので、このような現代語訳(抄訳)を読んでしまいました。現代版の新耳袋もすべて読んでいるのですが自分でも情けなくなります。楽しい話がいっぱいで私は好きですね。全体はあまり面白くもない話があるのでこのような本が出たのだという気もします。甲子夜話も同じで1巻目から全然進んでいません。 …続きを読む
    KAZOO
    2024年02月05日
    96人がナイス!しています
  • 江戸時代、佐渡の奉行根本鎮衛が蒐集した巷説を書き留めた『耳袋』を現代語訳して奇談に特化した1冊。作者が生きた寛政・享和・文化(1781~1818)と同時代の話が多く、『稲生物怪録』に近い話になる「芸州引馬山妖 江戸時代、佐渡の奉行根本鎮衛が蒐集した巷説を書き留めた『耳袋』を現代語訳して奇談に特化した1冊。作者が生きた寛政・享和・文化(1781~1818)と同時代の話が多く、『稲生物怪録』に近い話になる「芸州引馬山妖怪の事」と「怪棒の事」がある、これらがこの時代であることをまた「皿屋敷」「四谷怪談」「累ヶ淵」が本書に挙がってこないことで時代が違っていることを強く感じた。 …続きを読む
    花乃雪音
    2023年07月07日
    21人がナイス!しています
  • ほとんどの話は簡潔で、聞き書きの形式をとっているところが面白い。宮部みゆき氏の「霊験お初捕物控」シリーズも読んだので、作者の根岸鎮衛氏、本人に興味を持ってしまいます。どんな心持ちでこの耳袋を書き溜めた ほとんどの話は簡潔で、聞き書きの形式をとっているところが面白い。宮部みゆき氏の「霊験お初捕物控」シリーズも読んだので、作者の根岸鎮衛氏、本人に興味を持ってしまいます。どんな心持ちでこの耳袋を書き溜めたんだろう。また、現在の技術で、どのくらいの&どのような問題が解決できるのかしら?...とふと思いました。 …続きを読む
    majsan
    2013年08月11日
    21人がナイス!しています

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