- 著者 小松 和彦
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年09月08日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 204
- ISBN:
- 9784047033566
異界と日本人 絵物語の想像力
- 著者 小松 和彦
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年09月08日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 204
- ISBN:
- 9784047033566
異界を覗いてみると、日本人の果てしない想像力が見える。
日常の向こう側に広がる闇、異界。古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒天童子伝説や浦嶋伝説などの豊富な実例から、異界の成立と変遷をたどり、日本人の精神生活をさぐる。
〈目次〉
異界論のすすめ
序章 異界をめぐる想像力
第一章 反魂の秘術──『長谷雄草紙絵巻』
第二章 源頼光と酒呑童子──『大江山絵詞』
第三章 妖狐の陰謀──『玉藻前草紙絵巻』
第四章 竜宮からの贈り物──『俵藤太絵巻』
第五章 龍宮の逆説──『浦嶋明神縁起絵巻』
第六章 天界への通路──『天稚彦草子絵巻』
第七章 義経の「虎の巻」──『御曹子島渡』
第八章 天狗と護法童子──『是害坊絵詞』
第九章 狐の「浄土」と異類婚姻──『狐草紙絵巻』
第十章 百鬼夜行のパレード──『付喪神絵巻』
第十章 幽霊の近世──『死霊解説物語聞書』
終章 異界観の変容と妖怪文化の娯楽化
あとがき
〈目次〉
異界論のすすめ
序章 異界をめぐる想像力
第一章 反魂の秘術──『長谷雄草紙絵巻』
第二章 源頼光と酒呑童子──『大江山絵詞』
第三章 妖狐の陰謀──『玉藻前草紙絵巻』
第四章 竜宮からの贈り物──『俵藤太絵巻』
第五章 龍宮の逆説──『浦嶋明神縁起絵巻』
第六章 天界への通路──『天稚彦草子絵巻』
第七章 義経の「虎の巻」──『御曹子島渡』
第八章 天狗と護法童子──『是害坊絵詞』
第九章 狐の「浄土」と異類婚姻──『狐草紙絵巻』
第十章 百鬼夜行のパレード──『付喪神絵巻』
第十章 幽霊の近世──『死霊解説物語聞書』
終章 異界観の変容と妖怪文化の娯楽化
あとがき
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「異界と日本人 絵物語の想像力」感想・レビュー
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異界、そして妖怪に関する諸々。物見遊山的な興味で読んでいたら最後に来てうるっときた。副読本として『日本異界絵巻』(ちくま文庫)もおすすめ。2009年08月22日2人がナイス!しています
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泣不動縁起絵巻の祭壇の向こうの病魔が、現代の擬人化された虫歯菌にそっくりで驚いた。日本人のバイキンに対するイメージって千年くらい変わらないんだなあ。2022年03月28日1人がナイス!しています
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図書館。斜め読み。異類婚姻好きなら楽しいかも。2016年05月21日1人がナイス!しています