白紙の散乱

白紙の散乱

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年02月28日
判型:
四六判
ページ数:
144
ISBN:
9784048713511

白紙の散乱

  • 著者 尾崎 豊
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年02月28日
判型:
四六判
ページ数:
144
ISBN:
9784048713511

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「白紙の散乱」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 彼の急逝後に読んだ一冊で、改めて奥付を見ると亡くなる少し前に発行されている。 今更ながらタイトルが意味深だ。まるで彼自身の心身状態のように、どれだけ必死にその瞬間を生き、言葉を紡ぎ、音を奏でても、それ 彼の急逝後に読んだ一冊で、改めて奥付を見ると亡くなる少し前に発行されている。 今更ながらタイトルが意味深だ。まるで彼自身の心身状態のように、どれだけ必死にその瞬間を生き、言葉を紡ぎ、音を奏でても、それを上回る虚無感に潰され、全てが手のひらから無残に溢れ落ちては消えて行く、そんなイメージが浮かぶ。散乱も、生み出すという意味の産卵に掛けているんじゃないかと密かに思っている。 何も無い所から創り上げ、せっかく形になっても見えない恐怖から結局は自分で壊してしまう…その繰り返しだったんじゃないかとさえ感じられる。 …続きを読む
    高宮朱雀
    1970年01月01日
    12人がナイス!しています
  • 非常に難解。尾崎の撮った多くの写真と共に、それと関係しているであろう短いエッセイがいくつも載せられている。短い時間で読める一冊だが、晩年に出版されているが故に、読んでいて彼の孤独を感じさせる。 非常に難解。尾崎の撮った多くの写真と共に、それと関係しているであろう短いエッセイがいくつも載せられている。短い時間で読める一冊だが、晩年に出版されているが故に、読んでいて彼の孤独を感じさせる。
    耀
    2022年08月03日
    9人がナイス!しています
  • 尾崎豊の詩集。詩のコトバはもちろん、写真が心に染みる。写真って、その人の視線の先が形になったもの…そう考えるとなんかドキドキしますね。 歌手としては、有名どころを数曲知っている程度。でもかつて大好きだ 尾崎豊の詩集。詩のコトバはもちろん、写真が心に染みる。写真って、その人の視線の先が形になったもの…そう考えるとなんかドキドキしますね。 歌手としては、有名どころを数曲知っている程度。でもかつて大好きだった人がカラオケで、「よーぉ聞いときや」と言って"oh my little girl"を歌ってくれたことはまだ忘れてない。 …続きを読む
    とろこ
    2012年03月26日
    3人がナイス!しています

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