「わたしの出会った子どもたち」感想・レビュー
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思い出した。学生時代所属していたサークルは教育や保育を専攻している人が多く皆で灰谷健次郎さんの本を随分読んだ。その時読んだのは新潮文庫だったはず。だからウン十年ぶり、ほぼ忘れていて再読。そしてどのペー …続きを読む2023年04月01日35人がナイス!しています
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児童文学者で元小学校教諭の灰谷健次郎さんの自伝的珠玉のエッセイ。貧しい時代を経て小学校教諭になる。元従軍慰安婦との出会い。看護婦と騙されて戦争に行ったら慰安婦にされて気がふれてしまったという女性の存在 …続きを読む2020年03月15日13人がナイス!しています
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児童文学作家という情報だけで読み始めた本書ですが、出だしから荒んだ時代のよどみを生きた著者の半生が語られ軽い気持ちで読めなくなりました。著者も取り上げられている子どもの作文も飾らない文章ながら原液を飲 …続きを読む2019年01月30日11人がナイス!しています