「いま、島で」感想・レビュー
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物品の多さと幸せは必ずしも比例しない、という証明。島に行ったからこそ見えて来た現代日本の抱える重い問題。かなり昔の本ではあるけれど、今でも問題の本質は変わっていないことをひたすら憂う。2010年12月30日15人がナイス!しています
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灰谷健次郎は『兎の眼』や『太陽の子』で有名だが、いずれも読んだことがなく、このエッセイ集が初めて読む灰谷作品となった。淡路島で自給自足生活をする中で考えたことを中心に書かれている。文章から灰谷さんの優 …続きを読む2024年03月04日2人がナイス!しています
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エッセイという分野は、日常の細かいことを綴るので、その作家の「生きている」姿が眼前にまざまざと現れてくる。私はそれが楽しみでエッセイを読むが、やはり文章なので、テレビの生中継のようにはいかない。超新星 …続きを読む2011年03月08日0人がナイス!しています