戦う哲学者のウィーン愛憎

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年12月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043496013
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戦う哲学者のウィーン愛憎

  • 著者 中島 義道
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年12月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043496013

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「戦う哲学者のウィーン愛憎」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 33歳で留学して博士論文を提出する4年間滞在したウィーンで経験した現地ヨーロッパ人たちとの確執の記録。なにもそこまでしなくても、と思うのは日本人だからか。差別、偏見にここまで妥協せず闘えるのか。相手から 33歳で留学して博士論文を提出する4年間滞在したウィーンで経験した現地ヨーロッパ人たちとの確執の記録。なにもそこまでしなくても、と思うのは日本人だからか。差別、偏見にここまで妥協せず闘えるのか。相手から非難を受けた時にも臆せず自分の正当性を主張するのが国際基準か。 …続きを読む
    H2A
    2020年10月10日
    11人がナイス!しています
  • 【A】※読んだ日不明の、備忘録的登録(購入→B/O)。結構な年をとってからの、ウィーン”私費”留学顛末記。我が国のような異常なまでのきめ細かいサービス業に微温湯的に浸かりきった身には、ウィーンの生活は融通の利か 【A】※読んだ日不明の、備忘録的登録(購入→B/O)。結構な年をとってからの、ウィーン”私費”留学顛末記。我が国のような異常なまでのきめ細かいサービス業に微温湯的に浸かりきった身には、ウィーンの生活は融通の利かない悪夢的な世界である。木で鼻を括ったような対応と一切の例外を認めない厳格さ。しかしそれに毅然と立ち向かう著者は日本人というより欧米人に近いような印象で、逆に面白かったりもする。奥様と共に嬰児を葬るシーンには家庭を持たない私ですら喩えようのない悲しみを覚えた。 …続きを読む
    村上春巻
    1970年01月01日
    11人がナイス!しています
  • 東大哲学科、法学部の2学科を卒業後、33歳でウィーンに留学。永遠の学生、長いモラトリアムが感じられる一冊。物事がうまくいくように考えるのではなく、考えた末に正しいのかどうかを考えて行動する著者は西欧人の 東大哲学科、法学部の2学科を卒業後、33歳でウィーンに留学。永遠の学生、長いモラトリアムが感じられる一冊。物事がうまくいくように考えるのではなく、考えた末に正しいのかどうかを考えて行動する著者は西欧人のアジア・アフリカ系の人に対する接し方にどうしても納得がいかず日々対立してばかり。僕は日本人的日本人だから空気を読んで、対立を避ける人間だ。対等に主張して渡り合っていくのってこんなにもつかれるのかとうんざりした。もちろん他人事として楽しんだ部分もあり。いろいろと垣間見れる一冊。表紙が御洒落。 …続きを読む
    すぎえ
    2009年11月29日
    4人がナイス!しています

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