ドッペルゲンガー奇譚集-死を招く影-

ドッペルゲンガー奇譚集-死を招く影-

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年12月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043456017
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ドッペルゲンガー奇譚集-死を招く影-

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年12月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043456017

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ドッペルゲンガー奇譚集-死を招く影-」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • もうひとりのじぶんが登場する10編を集めたアンソロジー。筒井作品は“もうひとり”では済まずに二人、三人…と逸脱する「チューリップ・チューリップ」ですけどね。この中では小池真理子「ディオリッシモ」がベストか もうひとりのじぶんが登場する10編を集めたアンソロジー。筒井作品は“もうひとり”では済まずに二人、三人…と逸脱する「チューリップ・チューリップ」ですけどね。この中では小池真理子「ディオリッシモ」がベストかな。けっこうあざとい感じで泣かせにくる作品で、何だかんだ言ってやっぱり物語としてはベタが強いんじゃよ。赤川次郎「忘れられた姉妹」はラストがよくわからなかった。ともあれ赤川次郎の小説を読んだのは生涯初ではないか。ほか、都筑道夫や皆川博子作品も含む。 …続きを読む
    猫丸
    2024年03月25日
    13人がナイス!しています
  • 思っていたのとは違ったドッペルゲンガー短編集。御大・筒井康隆の短編は相変わらずブッ飛んだ内容で楽しめました。「分身」が個人的に好き。 思っていたのとは違ったドッペルゲンガー短編集。御大・筒井康隆の短編は相変わらずブッ飛んだ内容で楽しめました。「分身」が個人的に好き。
    青葉麒麟
    2017年06月08日
    13人がナイス!しています
  • ドッペルゲンガーものといえば、最近、読んだ、法条遥の「バイロケーション」が秀逸ですが、本書は比較的古いオーソドックスなドッペルゲンガーSFの短編集です。どの短編もドッペルゲンガーに会うとろくなことになら ドッペルゲンガーものといえば、最近、読んだ、法条遥の「バイロケーション」が秀逸ですが、本書は比較的古いオーソドックスなドッペルゲンガーSFの短編集です。どの短編もドッペルゲンガーに会うとろくなことにならない。何篇かは男女関係のドロドロした話で、もう一人の自分というと不倫や愛人という発想となじみやすいのかしら。筒井康隆だけはやはり異色で発想がぶっとんでましたが。藤子不二雄のパーマンが私は好きで、あれに出てくるコピーロボットももう一人の自分。あんなふうにうまくもう一人の自分を操る話もあってもいいのになぁ。 …続きを読む
    BUBI
    2016年08月13日
    13人がナイス!しています

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