歓喜の島

歓喜の島

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784042823025
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歓喜の島

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784042823025
舞台は50年代末のNY。CIAを辞めマンハッタンへ帰ったウォルターは探偵となり二つの事件を担当する。だがそれは、彼の愛人をも巻き込み米ソ・諜報機関の戦いへと発展していく――。 舞台は50年代末のNY。CIAを辞めマンハッタンへ帰ったウォルターは探偵となり二つの事件を担当する。だがそれは、彼の愛人をも巻き込み米ソ・諜報機関の戦いへと発展していく――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歓喜の島」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ニール・ケアリー・シリーズの一篇に出てきた落ちぶれいていながらも印象深い探偵役だったウォルター・ウィザーズの若き日の活躍を描く作品。米ソ冷戦時代の古き良き50年代末のニューヨークを舞台に繰りひろげられ ニール・ケアリー・シリーズの一篇に出てきた落ちぶれいていながらも印象深い探偵役だったウォルター・ウィザーズの若き日の活躍を描く作品。米ソ冷戦時代の古き良き50年代末のニューヨークを舞台に繰りひろげられる愛とハードボイルドの物語であるが、話の筋よりもこの華やかで煌びやかな雰囲気を楽しむのが正しい読み方だと思う。 …続きを読む
    Panzer Leader
    2018年02月22日
    46人がナイス!しています
  • アメリカとソ連がとても仲が悪くて、お互いの弱みを握ろうとしてばかりいた頃の話。CIAの工作員だったウォルターは「偉大なる北欧のポン引き」からニューヨークの民間調査員にジョブチェンジするが。ジャズと酒、タ アメリカとソ連がとても仲が悪くて、お互いの弱みを握ろうとしてばかりいた頃の話。CIAの工作員だったウォルターは「偉大なる北欧のポン引き」からニューヨークの民間調査員にジョブチェンジするが。ジャズと酒、タバコに詩。時代の香りが漂ってくるようだ。惜しむらくはGW中の酔った夜中にでも読めばもっと入り込めたねというところ。ウィンズロウは戯曲スタートの人なのね。なるほどドラマティックでキャラクターが立っている理由はそんなところにもあるのかも。 https://chirakattahondana.com/歓喜の島/ …続きを読む
    honyomuhito
    2018年05月09日
    44人がナイス!しています
  • 洒落た会話や街の雰囲気など楽しめました。1958年マンハッタンを愛する元CIA、ジャズシンガーとの奔放な恋、演劇、スキャンダル…もしやこれミステリーじゃないの?って思い始めた頃から急展開で引き込まれました。1 洒落た会話や街の雰囲気など楽しめました。1958年マンハッタンを愛する元CIA、ジャズシンガーとの奔放な恋、演劇、スキャンダル…もしやこれミステリーじゃないの?って思い始めた頃から急展開で引き込まれました。1章ずつジャズの曲名がついていて、聴きながら読んだらハマってしまいました。 …続きを読む
    みやび
    2020年03月19日
    17人がナイス!しています

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