• 有害図書指定へ向け、比類なき下品さでかっ飛ばす、ハップとレナード３。キャラは暴れまわり、シリーズの醍醐味をさらに煮詰めたかのような濃厚さ。激昂マッチョのレナード、女房とやりたいチャーリィ、みんな愛しい 有害図書指定へ向け、比類なき下品さでかっ飛ばす、ハップとレナード３。キャラは暴れまわり、シリーズの醍醐味をさらに煮詰めたかのような濃厚さ。激昂マッチョのレナード、女房とやりたいチャーリィ、みんな愛しいが、語り手ハップには敵わない。下劣な会話の後で「雨のあとの空気は甘い」とか「たくさんの鳥たちがオペラを歌っている」とか呟くハゲでケツが汚い中年。なんだよそれ、萌えるやろ。ブレットがまた破天荒でエロい。爆笑のリスで開幕したとは思えない、幕切れのシーンのなんとロマンチックなことだ。野卑と野暮をロマンで綴る叙情詩。 …続きを読む
  ずっきん

  2018年12月14日
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• プア・ホワイトとゲイの黒人コンビ、ハップ＆レナードシリーズの一冊。レナードの元恋人ラウルの新しい恋人が殺された。要注意人物のレナードはちょうど行方不明で、警察は彼が犯人と疑うのだが、ハップはそんなこと プア・ホワイトとゲイの黒人コンビ、ハップ＆レナードシリーズの一冊。レナードの元恋人ラウルの新しい恋人が殺された。要注意人物のレナードはちょうど行方不明で、警察は彼が犯人と疑うのだが、ハップはそんなことはないと悪戦苦闘するのだが……　会話の掛け合いが面白い。途中でやたらキャラが立つ人物が登場して驚くが別シリーズの人物だった様子。しかし、爆発オチならぬ、竜巻オチか。オススメするシリーズだが絶版で入手が難しく、図書館にもあまりないのが問題。通販で買うはめになったが当然お高め。 …続きを読む
  harass

  2025年10月12日
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• 下品は慣れてしまって全然気にならなくなった。その上マッチョな価値観に染まってしまって、彼らの「正義」の通し方にカタルシス半端ない。やばい・・・・合衆国で銃の規制が進まない理由がよ～くわかる。銃は彼らの 下品は慣れてしまって全然気にならなくなった。その上マッチョな価値観に染まってしまって、彼らの「正義」の通し方にカタルシス半端ない。やばい・・・・合衆国で銃の規制が進まない理由がよ～くわかる。銃は彼らの自立自尊の象徴。読んだばかりの「ブルーバード、～」も同じテキサスが舞台 だが、この本同様DV亭主の頭をふっ飛ばしたり、燃やしたりする「いい女」が出てきて、日本との違いにはぁぁーとため息が。女も戦って自分のケツは自分で拭くんだよ。真似はできないけど少し憧れました。前作は大洪水、今回は竜巻。自然の猛威も炸裂。 …続きを読む
  白玉あずき

  2019年02月05日
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