カリブの失楽園

カリブの失楽園

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年03月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784042537168
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カリブの失楽園

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年03月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784042537168

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「カリブの失楽園」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • “DECEIVER”の最終回。副題は”A Little Bit of Sunshine"。和訳が『カリブの失楽園』。原題の直訳は「僅かな陽光」なのに、なぜ『カリブの失楽園』なのか。それは物語の舞台がカリブで、”A Little Bit”は、努々(ゆめ “DECEIVER”の最終回。副題は”A Little Bit of Sunshine"。和訳が『カリブの失楽園』。原題の直訳は「僅かな陽光」なのに、なぜ『カリブの失楽園』なのか。それは物語の舞台がカリブで、”A Little Bit”は、努々(ゆめゆめ)と訳せる。努々は「決して・断じて」といった(後に禁止を表す語を伴う)意味や、「少しも・まったく」など(後に打消しの語を伴う)訳せる。また“Sunshine"には、「(不幸・退屈な)喜び・楽しみ」とも訳せるので「全くの楽しめない」、つまり『失楽園』となる。 …続きを読む
    ヴェルナーの日記
    2015年12月07日
    50人がナイス!しています
  • マクレディーシリーズ最終作の舞台はカリブ海に浮かぶ小島。 謎解きミステリー的な側面が強くて読みやすくなっていますが本格的なスパイ小説を期待するとハズすと思います。 ただOSSやらSOE(第二次世界大戦中の特 マクレディーシリーズ最終作の舞台はカリブ海に浮かぶ小島。 謎解きミステリー的な側面が強くて読みやすくなっていますが本格的なスパイ小説を期待するとハズすと思います。 ただOSSやらSOE(第二次世界大戦中の特務機関)を出してくるあたりは「陰なる世界で人生の大半を過ごした人たちに捧げたい」としたこのシリーズの真骨頂かもしれません。★3 シリーズ★4.5  …続きを読む
    ひねもすのたり
    2020年09月01日
    12人がナイス!しています
  • マクレディ・シリーズ四部作の完結篇。東西冷戦の終結と共に用済みとなった英国秘密情報部の主人公は、4回に渉って開催された彼の馘首に抗弁する聴聞会に列する。今回はカリブの海外領の独立を巡り暗躍するカストロ マクレディ・シリーズ四部作の完結篇。東西冷戦の終結と共に用済みとなった英国秘密情報部の主人公は、4回に渉って開催された彼の馘首に抗弁する聴聞会に列する。今回はカリブの海外領の独立を巡り暗躍するカストロと麻薬カルテルの策動を防ぐというテーマ。最後の作品だから、バハマの先の小さな島嶼がモデルだから、と軽んじたわけではなかろうが、本作は前作群に比べ、如何にも安直で軽々しい活躍の末に最後にサッチャーまで登場させる。少しお遊びが過ぎる。消えていくスパイとしては、最後の最後にチャーリーマフィンの方に同情が移った。 …続きを読む
    bapaksejahtera
    2021年05月13日
    10人がナイス!しています

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