戦争の犠牲者

戦争の犠牲者

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年02月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784042537151
label

戦争の犠牲者

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年02月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784042537151

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「戦争の犠牲者」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • “THE DECEIVER”シリーズの第3弾。副題は”A Casualty of War”で、和訳の『戦争の犠牲者』という意味であってると思う。内容はリビアのカダフィー大佐(既に故人だが実在の人物)が、“Irish Republican Army”(アイルラ “THE DECEIVER”シリーズの第3弾。副題は”A Casualty of War”で、和訳の『戦争の犠牲者』という意味であってると思う。内容はリビアのカダフィー大佐(既に故人だが実在の人物)が、“Irish Republican Army”(アイルランド共和軍)、略称IRAの人物にイギリス国内でのテロ活動の計画を企てる物語。物語は冷戦時代の架空の古い話だが、現代の実情を鑑みて、IS国のテロ活動とダブるところがあって、意外と面白い。まさに温故知新というべきか。 …続きを読む
    ヴェルナーの日記
    2015年11月11日
    70人がナイス!しています
  • マクレディーシリーズ三作目の舞台は北アイルランドとリビア。両者の間で行われようとする武器供与を未然に防ぐという筋立て。 IRA(アイルランド共和軍)とかリビアのカダフィ大佐とか当時(91年上梓)は本当にヤバか マクレディーシリーズ三作目の舞台は北アイルランドとリビア。両者の間で行われようとする武器供与を未然に防ぐという筋立て。 IRA(アイルランド共和軍)とかリビアのカダフィ大佐とか当時(91年上梓)は本当にヤバかった印象があります。 ただあくまで私個人の偏見ですが、スパイものといえば鉄のカーテンなわけで、今回のパートナーである元SASの小説家も1,2作目のキャラクターほど魅力的ではないと感じてしまいました。 由美かおる的ポジションのブロンド人妻もお約束なので何も言いませんが・・・三作目ちょっとザンネン★3 …続きを読む
    ひねもすのたり
    2020年08月16日
    12人がナイス!しています
  • 英国秘密情報部幹部マクレディは、ソ連の崩壊で用済みとなった機関の整理方針を受け引退を勧告されるが、これを拒否して聴聞会の開催となる。そこで主人公の貢献を振返り今後も有用と訴える「騙し屋」「売国奴の持参 英国秘密情報部幹部マクレディは、ソ連の崩壊で用済みとなった機関の整理方針を受け引退を勧告されるが、これを拒否して聴聞会の開催となる。そこで主人公の貢献を振返り今後も有用と訴える「騙し屋」「売国奴の持参金」に続く第三作目。今回はカダフィのリビアからIRAへ武器を輸送する作戦を妨害するストーリーで、組織と対立して引退した元英国特殊部隊員がリクルートされる。如何にものスムーズな進行でやや物足りない。カダフィからのIRA荷と共にバスク解放運動の武器も押収されるが、対ソ連とは違い本作では英帝国主義臭を露骨に感じる。 …続きを読む
    bapaksejahtera
    2021年05月03日
    11人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品