相続人の妻

相続人の妻

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年11月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041942147
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相続人の妻

  • 著者 清水 一行
  • 解説 郷原 宏
  • カバーデザイン 生頼 範義
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年11月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041942147

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「相続人の妻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「相続人の妻」という作品なので、妻が何か悪いことをしそうな雰囲気だが、いちばん悪いのは夫の由晴だ。由晴が会長を務める玉文証券がつまずき始めたので、弟の玉文産業に支援を頼みに行くが、会社がうまくいかず疑 「相続人の妻」という作品なので、妻が何か悪いことをしそうな雰囲気だが、いちばん悪いのは夫の由晴だ。由晴が会長を務める玉文証券がつまずき始めたので、弟の玉文産業に支援を頼みに行くが、会社がうまくいかず疑心暗鬼になっていた由晴は、弟のことが信じられなくなる。それからの由晴はどんどんだらしなくなり、ついに3か月も会社を放り出してしまう。。。この由晴は、城山三郎「百戦百勝」で描かれた春山豆二の長男であり後継社長にあたる。豆二の立身出世物語が立派だっただけに、とても残念。 …続きを読む
    まつうら
    2022年01月19日
    23人がナイス!しています
  • 城山三郎「百戦百勝」の続編。作者は清水一行。親から相続した会社を対照的な性格の二人に息子がどう引き継で行くか、またそこに気位に高い長男の妻・典代が絡んでくる。次男・耕司の「私たちは創業者から会社を預か 城山三郎「百戦百勝」の続編。作者は清水一行。親から相続した会社を対照的な性格の二人に息子がどう引き継で行くか、またそこに気位に高い長男の妻・典代が絡んでくる。次男・耕司の「私たちは創業者から会社を預かっただけ。上場した会社は個人の物ではなく、株主の物、従業員の物なんです。」・・・ここがとても印象に残った。面白く一気に読み終えた。 …続きを読む
    sirahane
    2013年05月30日
    4人がナイス!しています
  • 図書館にあったので 思わず借りてしまいました。 15年振りの再読 私の愛読書 城山三郎さんの「百戦百勝」が、モデルの山崎種二さんが、一代で築き上げた山種証券を 息子と その嫁が、潰してしまうなんて 図書館にあったので 思わず借りてしまいました。 15年振りの再読 私の愛読書 城山三郎さんの「百戦百勝」が、モデルの山崎種二さんが、一代で築き上げた山種証券を 息子と その嫁が、潰してしまうなんて! 当時は、衝撃の作品でした。 …続きを読む
    カープ坊や
    2012年09月07日
    2人がナイス!しています

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