「火の鳥 10 太陽編(上)」感想・レビュー
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壬申の乱を背景とした過去パート。百済国王の一族ハリマが白村江の戦いにやぶれ倭の国へと落ち延びてくる。狼の顔の皮膚を被せられて、犬上宿禰と名乗ることになる。もう一方で、21世紀に火の鳥を信仰する「光」と …続きを読む2020年10月08日34人がナイス!しています
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SF長篇。『火の鳥 太陽編』は最後期の『火の鳥』であり、これまでのシリーズの要素を各所に含んだ大作コミックになります。宗教戦争、ディストピア、輪廻転生、異族婚、肉親の争いと様々な要素を盛り込み、物語の …続きを読む2016年01月31日33人がナイス!しています
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白村江の戦いから始まるこの作品。数奇な運命で倭の国へたどり着いた男の物語。古代が舞台でありながら、時折彼が見る遠い遠い世界の夢。こんな壮大な時空の捉え方の作品が他にあるだろうか。土着の神が仏教に駆逐さ …続きを読む2015年09月09日33人がナイス!しています