火の鳥 6 望郷編

火の鳥 6 望郷編

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041851067
label

火の鳥 6 望郷編

  • 著者 手塚 治虫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041851067
永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。 永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「火の鳥 6 望郷編」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 子供の頃から繰り返し読んでいる「火の鳥」の6巻目。この巻はSF色が強い。エデンと呼ばれる星に移住したロミの地球への望郷の思いを描く。物語の中で気の遠くなるような時間が過ぎていくのが特徴で、こういった時間 子供の頃から繰り返し読んでいる「火の鳥」の6巻目。この巻はSF色が強い。エデンと呼ばれる星に移住したロミの地球への望郷の思いを描く。物語の中で気の遠くなるような時間が過ぎていくのが特徴で、こういった時間の流れは主流文学では表現しにくいだろう。時の流れに対して人間は無力であり、だからこそ不死をもたらしてくれる火の鳥に皆取りつかれるのだ。いつもながら登場人物の描き方がうまいと思う。この巻では特にけなげなコムが良い。結末は重く、悲しいがこれ以外のものは考えられない。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2015年02月12日
    118人がナイス!しています
  • 火の鳥全作の中で、火の鳥が最も人間の世界に介入したという印象の作品。恋人と二人無人星にたどり着き、そこで幸せに暮らすはずだったロミは、恋人をいきなり失う。彼女が選んだ道は、星を反映させるため自分を冷凍 火の鳥全作の中で、火の鳥が最も人間の世界に介入したという印象の作品。恋人と二人無人星にたどり着き、そこで幸せに暮らすはずだったロミは、恋人をいきなり失う。彼女が選んだ道は、星を反映させるため自分を冷凍保存し、自分の子供と結ばれるというものだった(ロミのど根性)。不毛の地でそれを何度繰り返しても、女の子が生まれない。そして火の鳥が力を貸し、見事繁栄を果たすが…コムとロミの地球へ帰る旅は読んでいて悲しくなる。幸せな結末ではないことが分かっているが、それでも地球に帰りたい。最後の星の王子さまの引用にジンとくる。 …続きを読む
    can
    2016年08月11日
    35人がナイス!しています
  • 宇宙開拓時代に現実に起こりえそうな怖さが毎回あります。未知の世界だからこその期待と不安と恐怖、人喰い星は薄気味悪かった。 宇宙開拓時代に現実に起こりえそうな怖さが毎回あります。未知の世界だからこその期待と不安と恐怖、人喰い星は薄気味悪かった。
    田中
    2014年08月12日
    32人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品