火の鳥 4 鳳凰編

火の鳥 4 鳳凰編

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
376
ISBN:
9784041851043
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火の鳥 4 鳳凰編

  • 著者 手塚 治虫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
376
ISBN:
9784041851043
永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。 永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「火の鳥 4 鳳凰編」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「鳳凰編」はシリーズで一番最初に読んだ作品。10代の頃、COMを父親が買って来たのだと思うが、勧められたわけでは無く、自然に手に取っていた。運命と言うのかもしれないが… そして読んでしまった為に、死生観、宗 「鳳凰編」はシリーズで一番最初に読んだ作品。10代の頃、COMを父親が買って来たのだと思うが、勧められたわけでは無く、自然に手に取っていた。運命と言うのかもしれないが… そして読んでしまった為に、死生観、宗教観が一気に押し寄せて来てトラウマになった記憶がリアルに想起される。黒手塚治虫の世界はブラック・ジャックで試運転はしていたものの、少年期に扉を開くには、試練の書であった…。我王と茜丸をめぐる善悪の境目、輪廻転生を超えて語りかけられる生命への問いが、未だに自分の中に響いている。 …続きを読む
    MICK KICHI
    2020年04月29日
    74人がナイス!しています
  • 因果応報…、輪廻転生を繰り返し等々火の鳥に出会ったと思ったら突然目が覚める、全て幻覚だったようだ。輪廻転生を繰り返す幻覚はスケールデカすぎる…。この巻でわりと宗教感が強くなってきたかな。鼻のデカイ我王と 因果応報…、輪廻転生を繰り返し等々火の鳥に出会ったと思ったら突然目が覚める、全て幻覚だったようだ。輪廻転生を繰り返す幻覚はスケールデカすぎる…。この巻でわりと宗教感が強くなってきたかな。鼻のデカイ我王と茜丸の二人の人生で進む切り口が面白い。数々の試練…苦難に立ち向かう片腕の二人に惹きつけられました。勤勉な彫刻家だった茜丸が次第に権力の言いなりになり、殺人鬼だった我王が民衆に慕われる彫刻家になる。この逆転劇が面白い。最後の二人の決着とかいう展開は燃えないわけがないね。 …続きを読む
    ともかず
    2018年02月20日
    50人がナイス!しています
  • 片腕・片目を生まれてすぐ無くした我王は、夜盗となって人をたくさん殺す。偶然出会った仏師・茜丸の片腕を悪戯に傷つけ、使えなくする。我王は人間は殺してもテントウムシは殺さなかったことで、命の重みを考え、彫 片腕・片目を生まれてすぐ無くした我王は、夜盗となって人をたくさん殺す。偶然出会った仏師・茜丸の片腕を悪戯に傷つけ、使えなくする。我王は人間は殺してもテントウムシは殺さなかったことで、命の重みを考え、彫刻を掘り始める。茜丸は片腕で火の鳥を彫り上げるが、権力に触れ己を堕落させていく・・・二人のラストシーンは完全に善悪が入れ替わっていて言葉が出ない。我王を立ち直らせるきっかけをくれた上人も、仏教を政治的なことに使われる世を悔いて自ら死を選ぶ。怒りと悲しみの生を送る人間を、自然は全て包み込む。「美しい・・・」 …続きを読む
    can
    2016年06月05日
    44人がナイス!しています

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