宵待歩行

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1991年11月06日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
148
ISBN:
9784041673157
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宵待歩行

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1991年11月06日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
148
ISBN:
9784041673157

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「宵待歩行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 愛することを覚え始めたばかりのような透明感。大人になりきれてないような脆さと強さ、甘えと柔軟性を感じた。表情がコロコロ変わるように、心情も浮き沈みの激しかったあの頃を思い出させると同時に、あぁもうあの 愛することを覚え始めたばかりのような透明感。大人になりきれてないような脆さと強さ、甘えと柔軟性を感じた。表情がコロコロ変わるように、心情も浮き沈みの激しかったあの頃を思い出させると同時に、あぁもうあの時間には戻れないのだなぁと胸がキュンとする。そんな詩集。「潮騒に二人のことばを はばまれて 私たちはくらやみの 宇宙の底にいます」 …続きを読む
    2014年04月13日
    129人がナイス!しています
  • 誰かを思いながら、宵闇の中を歩く。夜の帳が降りた頃合いが、誰かを思い、誰かを待つには絶妙のタイミングなんだ。昼と夜が切り替わる時間は、ちょっといつもとは違う。それは、ほんのわずかな違いなんだけど、気持 誰かを思いながら、宵闇の中を歩く。夜の帳が降りた頃合いが、誰かを思い、誰かを待つには絶妙のタイミングなんだ。昼と夜が切り替わる時間は、ちょっといつもとは違う。それは、ほんのわずかな違いなんだけど、気持ちや行動や、そして二人の関係性までもが微妙にずれていく。だから、この頃合いが一番いい。夜の闇にまぎれず、昼の太陽に溶け出されることもなく、ただありのままの自分でいることができる時間帯なんだ。宵を待ちながら歩いて行く。君を待ちながら歩いて行く。そうやって、ひとりで思いを巡らす時間があるから好きでいられるんだ。 …続きを読む
    masa@レビューお休み中
    2013年04月06日
    66人がナイス!しています
  • 中学から詩を書いてたのは、きっと多大な影響を受けてたのだと再認識。「宵待歩行」と「あの頃は夏の中」が私の特別な銀色作品。「君の名を教え給え 顔形や今だけの名ではなく 君のありかを教え給え」ここにいる私 中学から詩を書いてたのは、きっと多大な影響を受けてたのだと再認識。「宵待歩行」と「あの頃は夏の中」が私の特別な銀色作品。「君の名を教え給え 顔形や今だけの名ではなく 君のありかを教え給え」ここにいる私を見つけたのは誰ですか?私の手を離さないでください。 …続きを読む
    陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
    2017年01月30日
    26人がナイス!しています

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