冬の保安官

冬の保安官

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年12月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041671177
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冬の保安官

  • 著者 大沢 在昌
  • 解説 細谷 正充
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年12月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041671177
シーズンオフの別荘地に拳銃を片手に迷い込んだ娘と、別荘地の保安管理人として働きながら己の生き方を頑なに貫く男の交流を綴った表題作の他、大沢ファン必読の「再会の街角」を含む短編小説集。 シーズンオフの別荘地に拳銃を片手に迷い込んだ娘と、別荘地の保安管理人として働きながら己の生き方を頑なに貫く男の交流を綴った表題作の他、大沢ファン必読の「再会の街角」を含む短編小説集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「冬の保安官」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 久々に大沢さん。この本には懐かしい、ロマンチストな探偵や元刑事達が・・そうそうアルバイト探偵も。ハードボイルド小説と言うけれど本当に強い男は女だけでなく弱い者を労わって・・哀愁を漂わせる♥。近頃の人は 久々に大沢さん。この本には懐かしい、ロマンチストな探偵や元刑事達が・・そうそうアルバイト探偵も。ハードボイルド小説と言うけれど本当に強い男は女だけでなく弱い者を労わって・・哀愁を漂わせる♥。近頃の人は愛してたと言っては虐待や死に至るまでの暴力を振るう。本当に強い人は痛みを知っている。「ちょっとお前さん、修業に行って来な」きっと弱い者イジメしかできない奴だものムリムリ(^^;。あ~哀愁の漂う男ってひとめ見てみたい・・と大沢作品にのめり込んだ昔の私・・。積読本に「やぶへび」が待っているのを忘れていた …続きを読む
    はつばあば
    2017年03月07日
    64人がナイス!しています
  • こういう遊びが好きだわぁ。再会の街角。いいなぁ…あの小僧が戻ってこないかなぁと感慨に耽る。収録された九編の短編はどれも小粋な感じ。ちょっと気に入ったのは、湯の町オプ。以前に読んでいた大人向け漫画誌に温 こういう遊びが好きだわぁ。再会の街角。いいなぁ…あの小僧が戻ってこないかなぁと感慨に耽る。収録された九編の短編はどれも小粋な感じ。ちょっと気に入ったのは、湯の町オプ。以前に読んでいた大人向け漫画誌に温泉街の旅館にいる男の話が思い出された。雪深い温泉地のハードボイルドってのもイイなぁ。 …続きを読む
    nonたん
    2012年09月18日
    21人がナイス!しています
  • 短編集とは知らず手に取った図書館本。しかも、途中なかなか頁が進まず。巻末の解説によると、目玉は「ローズ」3編だとか。だったら、何故タイトルをそうしないのかと突っ込みたくなる。SFとハードボイルドの融合は 短編集とは知らず手に取った図書館本。しかも、途中なかなか頁が進まず。巻末の解説によると、目玉は「ローズ」3編だとか。だったら、何故タイトルをそうしないのかと突っ込みたくなる。SFとハードボイルドの融合は正直よくわからなかった。唯一手が止まることなく頁を捲って行ったのはが「ナイト・オン・ファイア」。掲載中1番長い編で恋人のジャーナリストが独裁者がいる架空の国に息子と一緒に行き、2人とも殺され、復讐をする物語。「明日香」「魔女」シリーズを彷彿させる女性主人公。出来過ぎエンタメだが、纏まりがあって面白かった。 …続きを読む
    Nobu A
    2019年03月05日
    12人がナイス!しています

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