• 夢枕さんのデビュー前に書かれた作品を含めた作品集。あるいは、書いた本人が「この物語は絶対におもしろい」とはいえないような作品集…という観方もできるのかもしれない。しかしぼくは『自分を食った話』と『頭怪 夢枕さんのデビュー前に書かれた作品を含めた作品集。あるいは、書いた本人が「この物語は絶対におもしろい」とはいえないような作品集…という観方もできるのかもしれない。しかしぼくは『自分を食った話』と『頭怪大学興亡史』を読んでたまげた。前者は愛便糞食譚であり、後者は学園紛争時代にノンポリだった著者ゆえに書けたようなドタバタSFちっくな話。ぼくは下品なものとロマンとを結びつけるような想像力が大好きなのである。とくに女性器を「ひげをはやしたさんかくのおばけが、舌を出してアカンベをしてるんです」と描写できるのは感動。 …続きを読む
  袖崎いたる

  2016年01月26日
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• 血の中に浮かぶ眼球がお好きなのだなあ。キテレツな設定、予想外な展開、頭がついていかない良さがあった。 血の中に浮かぶ眼球がお好きなのだなあ。キテレツな設定、予想外な展開、頭がついていかない良さがあった。
  Yuki Ban

  2025年10月13日
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• 『闇狩り師』の短編シリーズの中の一篇『餓鬼魂』の原案ともいうべきシナリオ短編が含まれている。 『闇狩り師』のあと、円谷プロによるビデオ映画の原作としても使われた。 この辺の事情は、著者あとがきに簡単に記 『闇狩り師』の短編シリーズの中の一篇『餓鬼魂』の原案ともいうべきシナリオ短編が含まれている。 『闇狩り師』のあと、円谷プロによるビデオ映画の原作としても使われた。 この辺の事情は、著者あとがきに簡単に記してある。 九十九乱蔵が出る出ない以外にも、餓鬼魂に取り憑かれる過程やその因子に違いがあるので、両者を比較してみるのも面白い。 …続きを読む
  Simone Biblia

  2024年11月22日
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