角川文庫

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年06月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041437179
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角川文庫

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1996年06月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041437179

明治初め、東北の寒村に生まれた小林多喜二の母セキ。大らかな心で多喜二の理想を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの、波乱に富んだ一生を描く。感動の長編小説。

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「母」感想・レビュー
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  • 小林多喜二の母セキの言葉で語られる物語。訥々した言葉に重みを感じる。1人の母親のことが描かれているけど、戦前から戦後にかけての日本人の母親の典型がおそらくセキなのだろう。物語の中で描かれている多喜二の 小林多喜二の母セキの言葉で語られる物語。訥々した言葉に重みを感じる。1人の母親のことが描かれているけど、戦前から戦後にかけての日本人の母親の典型がおそらくセキなのだろう。物語の中で描かれている多喜二の家族も魅力的だ。貧しくても一生懸命に働き、笑い声が絶えなかったあたたかな家族。そんな家族は日本中にたくさんあり、戦争により押し潰されてしまった。一応キリスト教を信仰している私は、多喜二の死とイエスの死が重なり合うラストに一番胸が震えた。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2014年01月02日
    117人がナイス!しています
  • お客様よりお勧めの映画『母』を鑑賞したので小説も読了。映画は多喜二の母役である寺島しのぶの熱演で涙が止まらなかった。この親にしてこの子あり。愛情に満ち溢れた親子にこんな悲劇が起ころうとは。上映前に85 お客様よりお勧めの映画『母』を鑑賞したので小説も読了。映画は多喜二の母役である寺島しのぶの熱演で涙が止まらなかった。この親にしてこの子あり。愛情に満ち溢れた親子にこんな悲劇が起ころうとは。上映前に85歳になる監督・山田火砂子氏が「現在、物議を醸している〝共謀罪〟法案は多喜二が特高警察に虐殺された時代を彷彿とさせる。母である私達は可愛い子供達を二度と戦争に向かわせてはならない。監督としてではなく母親として反対です。」と声を震わせて語る姿が、映画のワンシーンを観ているようで最も心に響いた。現代に通じる作品だ。 …続きを読む
    はたっぴ
    2017年05月27日
    106人がナイス!しています
  • 三浦綾子さんの著作は「氷点」「泥流地帯」「塩狩峠」など数多あるが、この「母」もそれらに匹敵する名作と言えよう。母・セキが語る自らの一生と息子・小林多喜二の人生。そこには大正末期から昭和の初め(戦争まで 三浦綾子さんの著作は「氷点」「泥流地帯」「塩狩峠」など数多あるが、この「母」もそれらに匹敵する名作と言えよう。母・セキが語る自らの一生と息子・小林多喜二の人生。そこには大正末期から昭和の初め(戦争まで)に日本にあった言論弾圧と人権蹂躙、思想統制に対する三浦の怒りが込められている。終始一貫まるでインタビューに応えているかのようなセキの秋田弁による一人称の語りでできている小説。優しい語り口につい引き込まれてしまう。一人称の語りにより母の息子に対する深い愛情が強く感じられ、非常に効果を上げている。 …続きを読む
    s-kozy@4/13星4個
    2018年06月25日
    81人がナイス!しています

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