- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1996年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041437179
母
- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1996年06月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041437179
明治初め、東北の寒村に生まれた小林多喜二の母セキ。大らかな心で多喜二の理想を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの、波乱に富んだ一生を描く。感動の長編小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「母」感想・レビュー
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『蟹工船』の著者小林多喜二の母セキが晩年、多喜二の思い出を語るスタイル。時代背景は戦前昭和初期、日本全体が軍国主義で手段を選ばぬ人権抑圧と徹底した思想抑圧によって国民を戦争に駆り立てたあの時代。多喜二 …続きを読む2020年08月05日305人がナイス!しています
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久々に読みたくなったので再読です。多喜二の本は読んだ事がなかった気がします。母としての、多喜二の虐殺の悲しみが伝わってきました。そして多喜二の死とキリストの死を重ね合わせた部分がとても分かりやすかった …続きを読む2022年07月26日146人がナイス!しています
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小林多喜二の母セキの言葉で語られる物語。訥々した言葉に重みを感じる。1人の母親のことが描かれているけど、戦前から戦後にかけての日本人の母親の典型がおそらくセキなのだろう。物語の中で描かれている多喜二の …続きを読む2014年01月02日119人がナイス!しています