危険な椅子

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1976年11月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041310113
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危険な椅子

  • 著者 城山 三郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1976年11月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041310113
化繊会社社員乗村は、ようやく渉外課長の椅子をつかむ。仕事は外人バイヤーに女を抱かせ、闇ドルを扱うことだ。やがて彼は、外為法違反で逮捕される。ロッキード事件を彷彿させる話題作! 化繊会社社員乗村は、ようやく渉外課長の椅子をつかむ。仕事は外人バイヤーに女を抱かせ、闇ドルを扱うことだ。やがて彼は、外為法違反で逮捕される。ロッキード事件を彷彿させる話題作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「危険な椅子」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 商社内の派閥争いに利用され、会社の犠牲になってしまう社員の物語。50年前の作品だが、当時の商社ってこんなブラックだったのかとびっくりする。こうまで黒いと、いまならマスコミにボコボコにされてしまうところだ 商社内の派閥争いに利用され、会社の犠牲になってしまう社員の物語。50年前の作品だが、当時の商社ってこんなブラックだったのかとびっくりする。こうまで黒いと、いまならマスコミにボコボコにされてしまうところだ。タイトルの「危険な椅子」とは、会社でのポストのこと。たいていのサラリーマンならば飛びつきたくなる椅子だ。しかし乗村は、ビジネスマンならば椅子ではなく、仕事に飛びつくべき。こだわるべきはポストではなくビジネスだという。いったんは会社に突き落とされ、谷底から這い上がってきた乗村の言葉だからこそ、重みがある。 …続きを読む
    まつうら
    2022年04月18日
    33人がナイス!しています

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