失踪の果て

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1987年10月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041227473
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失踪の果て

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1987年10月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041227473
中年の大学教授が大学からの帰途に失踪し、赤坂のマンションの一室で首吊り死体で発見された。自殺か他殺か。表題作の他、「額と歯」「やさしい地方」「繁盛するメス」「春田氏の講演」「速記録」の計6編。 中年の大学教授が大学からの帰途に失踪し、赤坂のマンションの一室で首吊り死体で発見された。自殺か他殺か。表題作の他、「額と歯」「やさしい地方」「繁盛するメス」「春田氏の講演」「速記録」の計6編。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「失踪の果て」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「延命の負債」ともども単行本未収録の趣のある短編集です。個人的ベストは「繁盛するメス」と「速記録」ですね。「繁盛するメス」はラストがやや唐突な感じがしますが、医者なればこその完全犯罪をやろうとしたのが 「延命の負債」ともども単行本未収録の趣のある短編集です。個人的ベストは「繁盛するメス」と「速記録」ですね。「繁盛するメス」はラストがやや唐突な感じがしますが、医者なればこその完全犯罪をやろうとしたのが面白いです。「速記録」は、ほんとに些細なうっかりミスのために取り返しのつかないことをしてしまった男の話。清張は、蟻の一穴からダムを崩壊させる話、好きだよなあ…。 …続きを読む
    北風
    2015年03月22日
    26人がナイス!しています
  • 6篇の短編集。一番好きなのは、「春田氏の講演」昭和の男の常識を弁えたうえでのときめきのようなものが、非常にうまく描写されていると感じた。ものすごくぼのぼのした。それほど多く松本清張を読んでいるわけでは 6篇の短編集。一番好きなのは、「春田氏の講演」昭和の男の常識を弁えたうえでのときめきのようなものが、非常にうまく描写されていると感じた。ものすごくぼのぼのした。それほど多く松本清張を読んでいるわけではないが、たぶんこの作品は松本清張のなかでも異質な部類に入るのではないかと、なんとなく思った。「繁盛するメス」は「半生の記」を読んでいると自身の衛生兵の経験から思いついた作品だなとわかる。 …続きを読む
    神在月
    2022年10月11日
    12人がナイス!しています
  • 週刊誌に掲載された6作品を収録した松本清張の短編推理小説。どの作品もかなり短くまとまっているものの、中途半端な印象はなく、すっきり読み終えることが出来た。松本清張作品は長編に限ると思っていたがたまには 週刊誌に掲載された6作品を収録した松本清張の短編推理小説。どの作品もかなり短くまとまっているものの、中途半端な印象はなく、すっきり読み終えることが出来た。松本清張作品は長編に限ると思っていたがたまにはこういう作品も新鮮。 …続きを読む
    Nozomi Masuko
    2015年11月25日
    10人がナイス!しています

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