死の発送

死の発送

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1984年09月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041227381
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死の発送

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1984年09月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041227381
東北本線五百川駅近くの草むらで、死体入りトランクが発見された。被害者は東京の三流新聞編集長の山崎と知れたが、鉄道便でそのトランクを発送したのも山崎自身だった。部下の底井が謎に挑む。本格長編推理。 東北本線五百川駅近くの草むらで、死体入りトランクが発見された。被害者は東京の三流新聞編集長の山崎と知れたが、鉄道便でそのトランクを発送したのも山崎自身だった。部下の底井が謎に挑む。本格長編推理。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「死の発送」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 5億円横領犯の殺人事件とそれを追っていた編集長の殺人事件。自らが発送したトランクに詰められていた編集長の死体という謎は面白かった。松本清張ってあまりしっかりトリックを使った作品があると言うイメージが無 5億円横領犯の殺人事件とそれを追っていた編集長の殺人事件。自らが発送したトランクに詰められていた編集長の死体という謎は面白かった。松本清張ってあまりしっかりトリックを使った作品があると言うイメージが無かったので以外で面白かった。最後の1行が印象に残るな。 …続きを読む
    ホームズ
    2018年04月05日
    20人がナイス!しています
  • 1961年の連載作品。本作は、競馬場や競走馬輸送車両が事件のトリックの中心になる。前半は公金横領し服役した元官僚が、まだどこかに金を隠してゐるのではないかと疑ふ新聞記者らの追跡、後半はそれに伴つて起きた二 1961年の連載作品。本作は、競馬場や競走馬輸送車両が事件のトリックの中心になる。前半は公金横領し服役した元官僚が、まだどこかに金を隠してゐるのではないかと疑ふ新聞記者らの追跡、後半はそれに伴つて起きた二つの殺人の謎解きである。競走馬輸送車両と複数走る夜行列車を使つて、発送した本人(夕刊紙編集長の山崎)が死体となつて詰められたトランクといふ不思議な存在を生み出してをり、『点と線』のやうな時刻表トリックの作品となつてゐる。山崎をそのやうにして殺す必然性はややムリヤリ感もあるが、清張さんの社会派色ではなく↓ …続きを読む
    浅香山三郎
    2022年11月09日
    7人がナイス!しています
  • 再読。東北本線の五百川駅(福島県)近くで発見された、トランク詰めの死体。被害者は東京の新聞編集長・山崎。トランクは東京の田端駅から鉄道便で送られた物で、発送者の人相は山崎本人? 部下の底井は、山崎が接 再読。東北本線の五百川駅(福島県)近くで発見された、トランク詰めの死体。被害者は東京の新聞編集長・山崎。トランクは東京の田端駅から鉄道便で送られた物で、発送者の人相は山崎本人? 部下の底井は、山崎が接触していた競馬関係者に疑いの目を向け、開催中の福島競馬へ。メイントリックは覚えてたけど、事件の背景や動機は忘れてた。九州から出たことない初読時と比べると、自分が関東~東北の地名や路線がわかるようになってて面白い。というか、初めて東北本線の貨物見たときは、完全に本書を思い出して「これかー」って気分だった(笑)。 …続きを読む
    卯月
    2020年02月13日
    3人がナイス!しています

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